ガンダムSEED
始めに
アスランに代わってキラの息の根を止めたい人待ってます。
第一話〜第十話第十一話〜第20話第21話〜第30話

SEED関連リンク
春夏秋冬放蕩オペラハウスEternalStarWebUnlimited Connection

バーチャル連邦モビルスーツ・GM025号機と〜のZERO歳

ReferencePointSprechchor宇宙熱力学楽画喜堂

フレイさんに貶められ隊フレイ応援同盟ビグザム8TOUSHIN

暴走ストレッチャー!!Florescence


第40話:暁の宇宙へ

「ボク様が脅してやったのに泣き寝入りしないなんて……殺そう」というシラフでもヤク中3馬鹿より哀れなキ●ガイっぷりを見せる負け大王。
 多分強姦して告訴された挙句、出所後被害者に復讐したりするのはこういうタイプの人間なのでしょう。
 自分にとって害を及ぼす存在になりうるから先に潰しておこうという考えは慎重とも思えますが、この男の場合それをやっちゃうとイデオンでも持ってこないと間に合わない気がしないでも無いです。
 
 それはともかく。
 登場してただの一度も魅せ場の無いうちから「可哀想な病気の人」状態の3馬鹿を蹴散らす事にします。

 シールドの端に空いた変な穴にライフルを突っ込んで応戦するフリーダム。





 
 便利……












 その、なんと言うか……「全自動靴紐結機」とか無理に買わなければ一生使う必要すら無さそうな発明品を連想させる穴です。

 相変わらず不殺を貫き、雲霞の如く押し寄せる地球連合軍を片っ端からコックピットを避けて攻撃する主人公。
 それを見て彼らの帰るべき戦艦を撃沈させてしまう艦長。
 阿鼻叫喚の叫びと共に死んでいく地球連合軍のクルーたち。
 敵地のド真ん中で救いの手も差し伸べられず挌座したMSの中で途方にくれる兵士たち。
 一挙に大量発生した捕虜を抱える羽目になり必要な税金の事等を考えて呆然となるオーブの代表首長。
 仕方が無いので半分亡命状態の茶色男は亡命先の利益のためどうにかして人員を整理しましたが焼け石に水だったようです。
 
 そうこうしているうちにクスリで強化された3馬鹿はくすりの効果は保っているけど今度は機体が燃料切れという目も当てられない無能振りを発揮。
弱いわキ●ガイだわ制限時間短いわ人生終わっちゃってるわで思わず同情を誘いますがどーせ相手は正真正銘の宇宙怪獣2匹なので勝て無くても恥じる事は有りません。
 仕方なく逃げ帰る3馬鹿、いがみ合っていても1人だけ飛べないカラミティガンダムを振り落とすような真似はしません。

「あいつらこれだけ強化してやっても成果が出せないとは……」
 今週も文句を垂れてる負け大王ですが下の方へ人間辞めちゃった3馬鹿と上に人間辞めちゃった主人公とその幼馴染を同列に比べるのは如何なものかと思います。

 しかし、茶色男の奮戦むなしく無駄に増大した戦時捕虜の受け入れでついにオーブの財政はパンク。

 これ以上、主人公に居座られても困ると思ったオーブの上層部は主人公たちを宇宙に廃棄する事を決定。
 てけとーな事を言ってだまくらかして国外追放を図るオーブの代表首長。
 ついでに手に余った娘も放出する事にします。
 この日の為に取っておいた切り札を出します。
 そこには優しそうに微笑む女性に抱かれた双子の赤ちゃんが……

 そう、実は父親だと思っていたのは性転換した母親だったのです。(少なくともキラの母親とは別人)

 驚愕の事実を告げられ呆然としたまま宇宙へ射出。
 いきなりの事だったので発射時に襲い掛かる猛烈なGにも気付かず立ち尽くしたままです。
 実はこの世界では慣性制御を実現していたのでアークエンジェルのバレルロールは可能だったのですね。
 
 財政難のオーブを救うためオーブの代表首長はマスドライバー施設ごと周囲に転がっていた地球連合軍のMSを爆破。
 主人公に逃げられなくされた兵士たちはまたしても木っ端微塵に砕けたのでした。
 「死なせたくない」と「殺したくない」には大きな隔たりが有ると思われる今日この頃。

おまけ

 他所のサイトを銃の方にセンサーがついるので、センサーから映像その他諸々の情報を貰って撃てばいいのにシールドに弱点となる銃眼開けてまで覗くかなと言う意見が出ていました。
 
 現代でも実際に銃のカメラから兵士のバイザーに映像を送って撃つ装備もあるとか。
 確かに銃本隊に取り付けられたセンサーやカメラを使用するなら銃を眼前で構える必要も無く物陰から腕だけ出して撃つことも可能なので。
 索敵するときは頭部のメインカメラを使っても接敵したあとの有視界戦闘なら銃に装備されてるセンサーと機体各所のサブカメラを使えば問題ないのではという事でした。

 実在しないメカの細部を考える訳なので正解も無いだろうけど、この場合はしっかり銃に射撃用のセンサーがついているのだから盾に穴を開けずに銃のセンサーを使うのがいかにもロボット戦闘らしくてカッコイイという事なんでしょうね。



 外注に丸投げしたら余りにもお粗末な作画のダガーが仕上がったので慌てて盾で隠したと言うガンダムのお家芸では無いと信じたいです。



第39話:アスラン

 何時の間にやらオーブ軍VS地球軍そっちのけの空中戦を繰り広げている3馬鹿と主人公&幼馴染。
 地上ではMS乗りの兄さんと茶色男が口先だけの主人公に代わって戦闘をしていますがなんだかハエがぶんぶん飛び交ってるようにしか見えません。
 事情をいまいち理解していない疑いのある幼馴染と元からキ●ガイの3馬鹿はともかく眼下で凄惨な殺し合いを繰り広げているのを無視して我が身の安全を図っているのはどうなのでしょうか?
 
 何はともあれ絶妙なコンビネーションで戦う主人公たちに対し
「ウザイ」
「ウザイ」
「ウザイ」
 を連呼しながら仲間割れを始めるバカ三人衆。

 なんだかどっかの匿名掲示板で本題そっちのけで罵りあう人たちみたいですが、スタッフの婉曲な憂さ晴らしではない事を信じましょう。
 そうこうしているうちにオクレ兄さんのクヌソが切れた3馬鹿はしおしおのぱーになっちゃって逃げ帰ります。
「役に立たん連中だ」
 自分でつれてきたくせに毒づく●●ー●●●スの総帥。
ヤク中のヒッピーに一体何を期待していたのか問い詰めてやりたいところです。


 その頃、ガンダムから降りた主人公と幼馴染は久しぶりに再会し、
「悪気が無いので会ったこともない奴殺してもボク無罪」
悪魔の倫理観でプラントから地球にたどり着いたフリーダムガンダムのようなスピードでみそぎを済ませ、2人は元の親友に戻りました。
 ただ、ここでお互いの友人が殺されてから経過した月日を決して逆算してはなりません。

 恋人を殺した男が目の前にいるにもかかわらず、殺しても還ってくる訳では無いからと無理に納得する主人公の友人の娘。
 下手すると死んでから1週間くらいしか経っていない恐れも有りますが……



 それはさておきオクレ兄さんのクヌソが切れちゃってマッスルボディからキャシャリンに戻った三馬鹿はのた打ち回る羽目に……
 既に「覚せい剤辞めますか? それとも人間辞めますか?」のキャッチコピーの世界ですが今更クヌソやめるより人間辞めた方がずっと幸せになれそうな人生の終わりっぷりです。

 真・オクレ兄さんのクヌソでパワーアップした三馬鹿は再度出撃。
 主人公はこんな終わっちゃってる奴を相手にするときでもMSの手足を狙って生殺しにするような事をするのでしょうか?





 今週フォビドゥンガンダムを狙った時は「最初からシールドで防いでもらうつもりで出来レースを演じてる」のでは無い限り思いっきり胴体狙っているので心配は無さそうです。


第38話:決意の砲火

 ついに登場した●●ー●●●スの総帥。
 如何にも無残な死に方しそうな嫌らしい笑みが印象的な好青年で有り、自分より優れた人間を滅ぼしてしまおうと言うその過激な思想には同情すべき点もあるでしょうが彼がコズミック・イラ史上最も劣った人間であるという事実は隠しようが有りません。

 その負け大王ですが、こう言うタイプは総じて何故か自分に社交性とかリーダーシップとかが備わって居ると信じて疑わないため、呼んでも居ないのにコーディネイター殲滅作戦の指揮を取りたがり、自分に従わないオーブは敵と見なして攻撃を仕掛けようとします。
 あんまりと言えばあんまりな言い分ですがネット上で政治運動をしているプロ市民とか大抵無理やり掲示板にやってくるくせにこっちが乗り気じゃないと某国の工作員を見るような疑惑の視線を投げかけてきますので同類なんでしょう……



 こうしてギリギリの消耗戦を演じているにも関わらず無駄に中立国に宣戦布告する負け大王のせいで否応無く戦火に包まれる中立国のオーブ。
 どういうわけか行く先々で必ず激戦が開始される主人公たちですが、流石にそろそろ脅して死地に追いやるのも無理が出てきた艦長は色仕掛けでたぶらかしたMS乗りの兄さんと、敵を倒すのも庭に水を撒くのも区別を付けていない疑いが有る強者の余裕を優しさと取り違えてる思い上がった人喰い魔獣がいれば充分だろうと判断してクルーに退艦を薦めます。
 あっさり尻尾巻いて逃げる刈上げ。
 自己嫌悪に陥る刈上げですが友人を宥めたりする裏方仕事などは眼鏡君に任せて我らが主人公様は高みの見物。
 すっかり眼鏡君の洗脳完了した主人公は艦内に好き☆好き☆キラきゅん帝国を築きはじめてます。

 そうこうしているうちにオーブへ進撃を開始する負け大王の軍勢。
 対するは日数から逆算するとどうもOSが未完成の頃から既に量産を開始していた疑いの有るオーブのM1アストレイ軍団。

 オーブ軍と地球軍一進一退の攻撃を繰り広げている中フリーダムの分際でカタパルトで発進するという横着な主人公が来襲。
 何が起きたのか解らぬうちに無常にも地べたに這い蹲って苦渋を舐めさせられてる地球軍の兵士達。
 こういう仕打ちを平気でしておきながらコーディネイターを憎むなといわれても無理な話。
 すぐ傍ではMS乗りの兄さんが自分のお下がり機体で殺戮に勤しんでますがとりあえず自分の手さえ汚れなければ手下が虫けらを何千人ブチ殺そうが知ったことでは有りません。

 そうやって皆が死に物狂いで戦っている中、一人だけ効率を重視して『作業』として敵を排除していた主人公ですが、流石にナチュラル達も黙ってやられてははいません。
 
 自然回帰を訴えオクレ兄さんのクヌソ(※注:詳細不明)で自己を高めた時代遅れのヒッピーを3人つれてきました。
 自由を愛し果樹園でバイトしたりインドを放浪してそうな協調性の欠如した若造達は新型ガンダムに乗せられ出撃。
 地球の運命は世界最強のプロ市民偽ビートルズが握ってしまいました。
 一生懸命戦争している筈のオーブ軍と地球軍を無視して自分たちの世界に入り込む主人公たち。

 一方恐らくはオーブの軍需工場を再び襲撃してそこにいた人たち全員をどうにかしてバスターガンダムを持ち出してきた茶色男が参戦。
 
 敵機ともろとも気になるあの娘のハートに巣食う邪魔な昔の男も撃墜。
 これで戦死した主人公の友人も毎週毎週毎週毎週飽きずに盾で刺殺されること無く成仏出切る事でしょう。
 ……と、言っても将来生まれてくるベイビーは他の男の種ですが。
 死んじゃったからって恋人が他の男とこさえた子供に「トール」なんぞという名前を付けられちゃう地獄の責め苦を味あわせられやしないかと今から楽しみ心配です。

 その頃、飲み会で先に酔っ払った人に絡まれちゃって酔い損ねた人のように防戦一方の主人公。
 フリーダムが装備しているせっかくの異常火力砲ですがその真の破壊力を示すことなくMSの手や足を狙ってるうちに対MS戦闘で完全に防御されてしまいました。
 
 実は主人公のピンチはあらかじめ計算されたもので、高空で待機していた幼馴染に見せ場を作るためピンチを演出。
 お互い友達を殺されていますが真の友情の前にはうわべの付き合いだった今はいない人など無力です。

 こうして信念を曲げてまで一所懸命開発した核動力登載の極悪ガンダムですが、開発を担当した親父は一機をわが子を殺めたクソ野郎に奪われ、さらにもう一機は信じていた息子の友人がすごい速さで寝返って件のクソ野郎と手を組んでしまいました。


第37話:神のいかずち

「ぼくはザフトでは有りません……そしてもう地球軍でも有りません」
 ついに住所不定の無職になってしまった主人公。
 私服が艦内に有るにも関わらずつい着替えてしまった地球軍の制服にそこはかとなく定職への未練が漂っています。

 不甲斐無い主人公に対して久しぶりに再会したオーブのお姫様はコーディネイターですら避けられない猛烈な勢いで主人公にタックルするとマウントポジションでぼこぼこに。
 折られた前歯拳に突き刺さり、顔は三倍に晴れ上がり、眼球は真っ赤に内出血しても攻撃を止めません。
「死んだと思ったぞコノヤロー」
 殺そうとしてる本人がなんか言ってます。
「ほんとに……いきてるんだな」
 でもそろそろやばいです。

「生きてるよ……戻ってきたんだ」
 三途の川を渡る寸前。意識を取り戻した主人公は消え入りそうな声でそう答えました。



 いつでもどこでも誰とでも痴話喧嘩を始める主人公はさておき、戦艦のクルーたちは再就職先を探してオーブに泣きつく事になってしまいました。
 既に親のすねかじりに戻ろうとしている情けない刈り上げの友人はちゃっかり以前貰っていた除隊届けを所持していたため顰蹙を買ってのけ者扱いにされてしまいます。
 大抵現実にはこういう無駄に用意のいい人間が真っ先にミスをしでかすところですが彼の運命はどう転ぶのでしょうか?

 刈り上げ君に愛想をつかした友人の娘が食堂に食器を返そうとすると傍らの棚に手付かずの食事が載っていました。
 聞けば捕虜になった茶色男の分だそうで食事を与えるのを忘れていたそうです。
 仕方なく食事の乗ったトレイを持っていく娘。

 一方茶色男は空腹と喉の渇きに悩まされながら今は誰も来なくなった艦内最奥の独房に閉じ込められたままクルーの記憶から忘れ去られ間近に迫る死の訪れを刻一刻と感じていました。
 その時、鼻腔を刺激する生ゴミ臭が漂ってきたため最後の力を振り絞り身を起す茶色男
 そこには一体何時のものなのか知れない腐臭を放ち蛆虫の湧いた食料だったと思しきものが……
 どうやら今の今まで綺麗サッパリ忘れ去られていた模様です。



その頃、囚われの身のお嬢様は何故か未だに持っていた銃を突きつけ、仮面の兄さんを脅迫。
 鳩尾を殴られ、攫われて、先週コックピットの中で目覚めてうろたえていたにもかかわらず未だに必殺の一撃を手放さない軍人根性は見事です。
 拳銃を突きつけられた仮面の兄さんは恐怖のあまり一瞬ちびりそうになりますが散々公衆便所(※注:追及不可)で色々溜まっていた物を解消したので大丈夫でした。
 気を取り直した仮面の兄さんははったりと恫喝で危機的状況をクリア。
 コーディネイターは天才といってもやってることはシンナー漬けで前歯の溶けちゃった茶髪の兄ちゃんとあんまり替わっていません。



 そうこうしてるうちに地球連合軍の攻撃から逃れていた仮面の兄さんがパナマに展開していた地球軍主力部隊を攻撃。
 とてもナチュラルより優秀とは思えないような稚拙なミスで死ぬ奴も数人居ましたが概ね圧倒的な戦力差で滅ぼしていきます。
 しかし、地球連合軍も負けていません。
 何時の間にかこさえてあった量産型ストライク≪ダガー≫をついに戦線へ投入。
 びっくりしてうろたえるザフト軍の兵士を次々と蹴散らす大活躍!

 フェイズシフト装甲を付けないなら試作機にわざわざ乗せるなとかストライクを受け取っていないのに何時の間に量産にこぎつけたのかとか本当は中身全然違う機体なんじゃ? 等々疑惑は尽きませんがとにかく大活躍です。
 劣勢のザフト軍は起死回生の秘密兵器グングニールを衛星軌道上から投下、なんか微妙にローテクな構造がマニアックな超兵器を組み立てるザフト兵。
 作動したグングニールは強力な電磁パルスでダガーを作動させただけでは飽き足らず、どういう原理なのかマスドライバーキャノンと思しき構造体をはじめ戦場を大破壊。
 しかし、MSにはEMP対策を施してはいたもののコーディネイターの天才脳はシールドされていなかったため、頭の悪いトリガーハッピーな暴徒と化して投降して来たナチュラルどもを虐殺。
 お世辞にも統制が取れているとは言えない原始的なザフト軍にお粗末な人類の未来が見え隠れしますがここまで短絡的な異能超人が世の中を支配してけるのでしょうか?



 同じ頃、地球連合軍とザフト軍の板ばさみになったオーブでは爆破されたストライクガンダムを修理し戦闘機乗りの兄さん……もといガンダム乗りの兄さんの手に。
 オーブにはM1アストレイという最新鋭の量産ガンダムが有りますがコックピットが溶けた試作機1機を修理してまで戦線に投入しなければならないほど悲惨な性能なのでしょうか?



 関係ない話ですが極悪ガンダムのジャスティスに乗った幼馴染はフリーダムがやってきたときと違いまだ地球に訪れていません。
 多分ザフト兵が捕虜虐殺してるのを見てみぬフリして、今頃オーブ上空で美味しい登場のタイミングを計っているのでしょう。
 


第36話:正義の名のもとに

「間に合って……良かったです。」
 先週ありえないナイスタイミングで仲間と合流した主人公は助け損ねて死なせてしまったザフト兵の事など綺麗サッパリ忘れて再開を喜び合いました。
 フリーダムの性能なら後ちょっと早く来ていればそのまま地球連合軍本部に急行してサイクロプスを破壊することも可能だったのではないか? と、いう気がしますが過ぎてしまったものをいつまでも悔やんではられません。
 そもそもあっという間にプラントからアラスカ近海まで飛んでこられるなら一体今までの苦難の道程はなんだったのでしょう?
 恐るべしはザフトの科学力。最上位機種のシグーからフリーダム開発までの間に一体何が起きたのか想像するだに楽しいです。
 
 おまけにこのフリーダムガンダム。異常な戦闘力に加えて無補給・無整備で稼動するという厨房同人設定。
 いくらなんでもそりゃ大嘘だろうとは思いますが「ストライクのパーツを流用してナチュラルでもメンテナンス可能な安心の整備性を実現してますぅ♪」とかだとさらに怖いので目をつぶっておきましょう。
 図に乗った主人公はガンダムには絶対に触らせないことを約束させておきながら戦艦に居座ることに……わがままだとは思いますがつい先ほど撤退を勧めておきながらザフトのMSを片っ端から撃ち落して足止めした地獄絵図を見せつけられている以上、不承不承従わざるをえませんでした。
 行く当ても無く、おまけに地球軍・ザフト軍両軍の最重要攻撃目標になっているであろう怪物に住み着かれてしまった戦艦はとりあえず第三国のオーブへ逃げ込むことにしました。
 飛び火する争いの火種……

 自室に戻った主人公は床に落ちていたお嬢様の口紅を拾い上げ、ボロ雑巾の様に使い古して棄てた彼女の事を思い出します。
 主人公の部屋に落ちていたという事はいつの間にか2人の仲は半同棲状態までに進展していたのでしょう。
 そこに現れるミジメ君。
 親友が戻ってきたことを喜びますが、それと同時に自分が抱いていたコンプレックスも主人公にぶつけます。
 それに対して主人公はミジメ君を諭します。

「君に出来ないことを僕は出来るかもしれない……でも僕に出来ないことを君は出来るじゃないか」





 眼鏡?










 主人公は捕食者としてミジメ君に自然界における食物連鎖の尊さを説き、ピラミッドの頂点にいるものの責任を果たします。
 生まれついての帝王は例え望んでも愚民にはなれません。
 学生時代に「友達同士で金の貸し借りとか水臭いことはナシにしよう」とか言って主人公にパン代を踏み倒されるミジメ君の姿を想像してしまいました。
 知らない間にミジメ君に高額の掛け金の生命保険がかけられて受取人が主人公になってたりしないか心配です



 そんな生々しい人生の真理を主人公達が漂わせる頃、主人公の幼馴染は不貞を働いた婚約者の息の根を止めるため、ザフトのお姫様を追い詰めます。
 しかし、日頃から尻に敷かれていたためいいように言いくるめられる幼馴染。
 とは言え、実の父親にも信用されていなかった幼馴染は怪しい黒服の男たちに尾行されていました。
 16歳の若さにして特殊部隊の隊長を任されていたのは親の七光りだったのか、武装した黒服に取り囲まれうろたえる幼馴染。
 しかし、これはお姫様の計略だったため、幼馴染をダシにおびき出された黒服はお姫様の洗脳奇怪ソングで操られたザフト兵の凶弾の前に次々と斃れていきました。
 黒服の血肉と脳漿が散らばる中お姫様は幼馴染を主人公と仲直りするように説得、夢のガンダムパイロット丼を計画します。

 こうして、ジャスティス(逆らう奴は鏖殺)の名を冠する人種根絶作戦用の悪ガンダムに乗った幼馴染は地球へ。
 もはや人類の覇権はお姫様の手の内に、地球の命運は既に風前の灯火です。 


第35話:舞い降りる剣

 ついに復活を果たし地球へと向かう主人公。
 しかし、ガンダムを自爆させて無理心中を謀ったまでは良かったものの、寸前で怖気づいて逃げ出した幼馴染はまだ腕を三角巾で吊っているにも関わらず、まともに爆発に飲まれた主人公は綺麗サッパリ傷が癒えているのですが宿命のライバルというのはそこまで差が有るものなのでしょうか?



 それはさておき。
 突然の目標変更で本部に殴りこまれた地球連合軍。
 しかし実際には作戦が事前に漏れていたため、主力部隊の居ない本部を攻撃したのではなく船火事から逃げ出す鼠のように本部を棄てただけだった地球連合軍。
 傷男は歯ごたえの無い相手に不服そうですが、下っ端のザフト軍兵士は結構撃墜されています。
 生まれつき遺伝子改造で優秀なはずのコーディネイターと言ってもこの程度、恐らく戦争の長期化はこの遺伝子改造してようやく人並みに使える無能どものせいだと思われます。
 とは言え、多勢に無勢なのは否めずついに基地内に侵入されてしまう地球軍ですがこれは計画の通り。

 恐るべき地球連合軍の作戦をしった戦闘機乗りの兄さんは何故か実戦部隊は総員出撃してるはずなのに格納庫に放置されていた戦闘機を奪うと仲間の戦艦に危機を知らせに向かいます。
 戦艦に特攻し危険を伝える戦闘機乗りの兄さん。
 何時の間にか回収され、修理されていたスカイグラスパーで戦艦を守ってはいましたが強者を求める傷男に襲われ逃げ出すことも出来ません。
 駆けつけたザフトのMSが艦橋に向けて必殺の一撃を放とうとした刹那!……ここでアークエンジェルは至近弾を相当数受けないと破損しないとか思い出してはいけません。



 大ピンチに駆けつけたのは当たり前の様に宇宙船並の航続距離でプラントから飛び立ち、コズミック・イラの現用兵器からは考えられないような速度で地球に向かい、ストライクを鼻で笑うような圧倒的耐熱性能でいとも簡単に大気圏に突入し,、仲間が絶体絶命の窮地に陥るまでタイミングを計って高空で滞空していた主人公でした。
 一撃でコロニーの外壁に大穴を空けるようなストライクの大砲を凌駕する超火力の大砲を4門標準で装備したフリーダムガンダムに乗った主人公は呪われた地球連合の悪意から皆を救うため戦闘空域から離脱を促し……ナチュラルの戦争理由そのものがなんか寝惚けた事をほざいています。
 スペースコロニーをふっ飛ばしてもお釣りが来る兵器を装備して地球圏で2基しか稼動していない核融合炉を装備して無制限で実体弾兵器を無効化し続けるPS装甲をその身にまとうMSを出会って数日の小娘にただで貰った超人的な身体能力と知能を持った16歳のガキの言う事を聞けといわれても一人前の男としてはそれはちょっと困るでしょう。
 持たざる者が富める者に唯一勝ってるのは「金持ちを嫉んでOK」という部分では無いでしょうか?

 そんなわけで突如両軍に割って入った時代錯誤な遊星仮面に信用があろう筈も無く、傷男は止せばいいのに襲い掛かります。
 負けました。

 自分のいう事を信じない愚民どもを前にカオスヒーローの本性を現した主人公はその場にいる大軍めがけて明らかに対MS戦を考慮していない大火力で周囲にいるMSに向けて超精密全方位発射!
 カトンボでも落とすかのごとく次々とコックピットを避けてバカスカ被弾していくMS達。
 その時、ついに地球軍上層部に居る●●ー●●●ス達による虐殺が……



 電子レンジに濡れた猫を入れて乾かしてはいけないということですが犬は大丈夫。

 無知な地球軍の高官たちが作動させた巨大電子レンジのせいでザフトの犬ロボ(と、その他大勢)はポップコーンのように膨らんで血煙になってしまいますが後で訴えられる心配も有りません。
 敵も見方も根こそぎ木っ端微塵に打ち砕いた巨大電子レンジの余波はついに主人公たちの居る戦闘空域にも押し寄せます。
 次々と巻き込まれ死んでゆく兵士たち。

 暴れたいだけ暴れたので一目散に逃げ出す主人公ですが途中で逃げ遅れたザフトのMSを一機引っ掴みますが主人公の懸命の救助も虚しく助かりませんでした。
 ちなみに彼がコックピットをはずして撃ち落した敵機は100機や200機では済まないと思われますが無事逃げおおせたかどうかは不明です。


第34話:まなざしの先

 何故だか解らないうちに地球連合軍の平和の象徴へと祭り上げられてしまったお嬢様。
 殺人未遂の小娘がこの扱いですから軍の上層部の混乱振りが良くうかがえます。

 その頃ザフト軍では総力を挙げた進攻戦が計画され大軍が衛星軌道上に集結。
 しかし、困った事にザフトの偉い人である幼馴染の親父が急に心変わりをして地球軍本部に目標の変更。
 じつはこのおっさんの独断で行われた事であり他のお偉いさんにとっては寝耳に水。
 コーディネイターは天才という事ですが、最悪の事態を想定したりする能力はママのお腹の中に忘れてきた様です。
 個人が暴走して全軍を独断で動かしている非常事態にのん気に茶すすっていたとは恐ろしい政治家ですが、このヒゲの娘も敵の戦艦に捕らわれて戦闘に突入したときにアカペラで猥歌を熱唱して処刑されかけたので親子してコーディネイターの遺伝子操作技術で危機管理能力を取り除いていたのでしょう。



 その頃、進軍を開始したザフト軍ですが一部の地球連合軍将官には筒抜け状態らしくパナマに迎撃に向かうと見せかけてそのまま脱出される体たらく。
 置いてけぼりを食らった主人公の仲間たちは仕方なく宇宙戦艦で迎撃に……

 戦闘中に尿意を催した仮面のお兄さんはまさか野外で放尿するわけにもいかず地球連合軍の施設に侵入。
 敵地を攻略しようと決死の攻防戦が繰り広げられているにも関わらず、いとも簡単に敵軍の中枢に侵入を果たします。
 トイレを探し内股で身をよじりながら必死の形相でトイレを探す仮面の兄さん。
 しかし、地球軍のトイレは最重要軍事機密扱いになっているためいくら探しても見つかりません。
 やむを得ずパスワードすら設定されていない端末から情報を盗み出そうとしますがうっかり地球軍の最終反攻作戦の全貌を知ってしまいます。
 最終作戦すら気前良く公表されているにも関わらずトイレの場所は堅く情報が封鎖されていました。
 そこへ同じく尿意と便意を堪え股間とお尻を押さえて切羽詰った顔でやってきた……なんにも乗っていない乗りのお兄さん?
 鉢合わせする宿命のライバルですが今はそれどころでは有りません。
 逃げ出す仮面の兄さん。

 半べそをかきながら敵の追撃を振り切りトイレを捜し求める仮面の兄さんの前に公衆便所(※注:通称)が……
 嬉々として公衆便所(※注:通称)を持ち帰る仮面の兄さん。
 憑き物の落ちたような晴れ晴れとした笑顔は本当に溜まっていたのは尿意だけだったのか激しく疑問をもたれる所です。
 
 
 
 その頃ザフトのお姫様を泣き落としで騙くらかし、フリーダム(殺りたい放題)の名を冠する人種根絶作戦用の極悪ガンダムを手に入れてしまいます。
 地球圏でたったの二基しか稼動していない核融合炉のうちの一基を登載したガンダムをあっさり渡してしまうお姫様。
「私も歌いますから平和の歌を」とか現状のヤバさを全く理解していないところが恐ろしいのですがまあ、殺し合いの真っ最中に歌を歌って命を落としかけるようなキ●ガ●なので仕方が有りません。
 Nジャマーキャンセラーなる27万人を一瞬にして喪ったあのユニウス7の悲劇から何一つ教訓を得ていない低脳ガキみたいなどうしようもない装置を積んだ新ガンダム。
 奪取されたガンダムの技術を取り込み開発されたストライクの4倍のパワーを持つ機体という事ですがこの技術者たち
「アンタ自分もコーディネイターだからって本気で戦って無いでしょッッ!??」
 最初から真面目に仕事しましょう。



 カタパルト射出も無しに戦闘速度に達し警備に当たっていたモビルスーツを軽く一蹴してしまうフリーダム。
 いきなりの技術革新を前に今までのザフト製モビルスーツに乗っていた忠勇なるザフト軍将兵の慟哭が聞こえてきます。
 世の中の不公平というものを体現した横暴の固まりは、おそらくいとも簡単にこのまま大気圏へ突入し何事もなかったように母なる大地に降り立つでしょう。
 こんな世の中を舐めくさった理不尽なガキの暴力の前に銃を棄てざるをえない兵士たちの屈辱と心痛を思うと涙せずには居られません。



 さて、めでたく仮面の兄さんに攫われ正等ヒロインのお家芸を収めたお嬢様ですがこの後、洗脳されて専用MSで主人公の前に立ちはだかり、手出しできない主人公を散々苦しめ、幼馴染がトドメを誘うとしたところでタイミングを計ったように正気に戻り主人公を庇って幼馴染の狂刃に倒れ、二人の友情を強固にした挙句、友情の証として主人公はオーブのお姫様(多分妹)を、幼馴染は自分の婚約者をそれぞれトレードして末永く幸せに暮らしましためでたしめでたしの材料にならないようにヒロインの座を最後まで死守して欲しいものです。


第33話:闇の胎動

 さて、一週間に及ぶ凄惨かつ無慈悲で苛烈な拷問の末、すっかり毒気を抜かれてザフトの茶色男は良い子になってしまいました。
 頭の皮を剥がれ、脳幹に洗脳チップを埋め込まれた茶色男は「ナチュラルの統治によるによる素晴らしき神の世界を創る事こそが人類の愛云々」などとブツブツとつぶやきながら独房へと連行されていきました。

 その頃造反の疑いが持たれる軍医の拳銃不法所持は杜撰だったとの一言でうやむや。
 殺害未遂事件を引き起こした2人については一切責任を追及された形跡は有りません。
 どうやら地球連合軍の軍規ではコーディネイターの人権は一切考慮されていないようです。



 恋人を戦闘で喪い、茶色男をいたぶることで憂さを晴らしていた娘は次第に加虐の悦びに目覚めてしまいます。
 死んだ恋人の事は思い出の奥深く……奈落の底に有る地獄の釜で梵滅させると、新しい恋に生きる事にしました。



 一方主人公の仲間たちはキング・オブ・負け犬こと地球連合軍の偉い人たちにヘリオポリスコロニー崩壊の責任を問われる事になりますが所詮負け犬には我が身を客観視する能力が生まれつき備わっていないので全ての責任は主人公に……

 困ったことに●●ー●●●スの皆さんはコーディネイターを嫌う理由探しのために勝ち目の少ない戦争をしている模様です。



 時同じくして、ザフトのプラントではお姫様が「婚約者など最初から居なかった」と言う斬新な新解釈で何事も無かったように物語を続行。
 ガンダムの爆発に巻き込まれ吹飛ばされた主人公が謎の糸目親父の前に倒れてたという事は10分も周辺を探せば間違いなく見つかる近辺に幼馴染も転がってたはずなのですがスルーされちゃったのでしょうか?
 戦闘で主人公たちが行方不明になってから一週間も経過していないはずですがSEEDの女性陣は外道しか居ない様です。 


第32話:約束の地に


 お前など生きていてはいけない人間なんだっ!

 ガンダムSEED-第一部・完-












 という訳で主人公は死にました。完璧に。
 幼馴染が決死の自爆に巻き込まれ。首が千切れ手足は吹き飛び内臓は高空へとばら撒かれ、骨はくだけ血飛沫は爆炎に煽られ蒸発し跡形もなくこの世から消え去りました。
 綺麗サッパリ。



 しかし、悲しむことは有りません。
 第10話、分たれた道でザフトのお姫様に主人公がつけた種が実を結び無事にお姫様は主人公にそっくりのJr.を出産しました。
 傷だらけで屋外に寝かされている辺り母親の愛情を受けているとは言い難いですが新主人公には頑張ってもらいたいものです。
 まあ、偶然主人公と幼馴染の戦闘していた島に来ていたザフトの偉い人が同胞である幼馴染を波打ち際に放置して敵軍のパイロットスーツを来た人間だけ拾って帰る等と言う人道に外れた行いをするとも思えませんので間違いなく主人公はあの爆発で木っ端微塵です。



 一方、その頃ようやく地球連合軍本部にたどり着いた主人公の仲間たちですが困ったことにここは過激な人種差別団体●●ー●●●スの巣窟。
 満足に扱えもしないのに無茶な高スペックの機体を他所の国に開発させた挙句、情報を漏らして横取りされて泣き寝入りしたりナチュラルの中でも最底辺に位置する不要な存在が我が身も省みずに上層部に居座って上から足を引っ張るという情け無い組織を構築してました。
 さりげなく危急存亡の危機に陥る地球連合軍。
 この分だと悪役ヅラの新型ガンダムのパイロットも2〜3週あればさくっと気持ちよく死んでくれるでしょう。



 両軍がようやく現在の戦況を話し合い始めようやくこの作品が軍事ロボット物作品であると再認識させられているころ、難しい話にキャラ萌えの性少年を気遣い副長がシャワーを。

 その頃恋人を失い茫然自失の娘を言葉巧みに自分の物にしようと優しくするめがね君。
 そこに主人公を失い生肝に餓えたお嬢様はめがね君とヨリを戻そうとしますが別の娘攻略中でフラグ成立直前のため、あっさりと跳ね除けられてしまいます。
 別ルートに分岐して置き去りにされるお嬢様。某名作ギャルゲーだとめがね君と恋人を亡くした娘がハッピーエンドを終える頃ひっそりと悲惨な死に方をしている事でしょう……うぐぅ。



 攻略直前とは言え、昔の男を忘れられない娘は軍医に戦意高揚剤(注:主人公のアレ)でも貰ってコーディネイターの鏖殺に励もうと医務室を訪れますがそこには捕虜になった敵のガンダムパイロットが縛られていました。
 いくら縛ってあるとは言え、捕虜を監禁してるのに部屋の鍵もかけていない上、見張りも居ないというのは軍艦の警備体制としてちょっと問題が有りすぎるかも知れませんが、止せばいいのに後手に縛られた状態で恋人を亡くした娘を挑発。
 これ幸いと机の上に置いてあったナイフを引っつかむと頭の皮を剥ぐため奇声をあげて突撃、余りに凄惨なシーンのため良い子には見せられないのでカーテンの裏で処理しようとします。
 いくら縛ってあるとは言え、捕虜を監禁してる部屋で無造作に置いてあるナイフというのは軍艦の警備体制としてちょっと問題が有りすぎるかもしれませんがぺろんと頭皮がめくれ上がったガンダムパイロットの茶色男は床に転げ落ちます。
 騒ぎを駆けつけたメガネ君とお嬢様ですが眼下に転がる無様な茶色男を見つけてしまいますがお嬢様はこんな黄疸の出たコーディネイターの生き胆は要らんと何故か捕虜を監禁している部屋にある机の半分開いた引き出しに拳銃を引っつかみ射殺しようとします。
 いくら縛ってあるとは言え、捕虜を監禁してる部屋にわざとらしく拳銃を常備して有るというのは軍艦の警備体制としては間違いなく極刑モノだと思いますがトドメをとられてはかなわんと咄嗟に銃口を上に向けます。
 銃弾はそれて蛍光灯が割れ、破片を顔中に突き立てながらも九死に一生を得る茶色男。
 とはいえ、元々コーディネイターとナチュラルの間には戦時協定など存在するはずもなく来週の土曜日まで茶色男のリンチ祭が開催されるのは間違いないでしょう。




(オマケ:ガンプラCMから)
 良い子のみんなはガンプラ組み立てるときに盾やライフルはガンダム本体を組み立ててからつけようなー。
 先にシールド装備しちゃうと胴体につけるときに大変だゾ?


第31話:慟哭の空

 主人公を女に取られたくない一心で無理心中を図った幼馴染。

 途絶える通信。

 待ってましたとばかりに通信の途絶えた主人公とその友達戦死扱いにする副長。
 あらかじめ用意してあった戦死した二人の名前入りダンボール箱をメガネ君に手渡し遺品の整理を命じます。
 目の上のたんこぶが綺麗に消えて嬉しさを隠せないめがね君ですがそこはそれ、はしゃいだりすると突然これからの両手に華に支障を来たしかねません。
 寂しそうにしている戦死した友人の恋人にすりより優しくしますがそこへ連行された傷男の腰巾着が通りがかりイヤミを。
 湧き上がる殺意の衝動を堪える戦死した友人の恋人。



 その頃敵側の潜水艦では主人公に攻撃された際にとうとう脳の大事なところが損傷してしまった傷男が哀れなことに友達思いの善人になってしまいました。
 株上げまくりの傷男をたしなめ幼馴染を見捨てようとするクルー達。
 一方主人公の戦艦では主人公たちの捜索に出ようとする戦闘機乗りの兄さんを艦長は彼に気が有るのか戦闘機乗りの兄さんの出撃を止めます……ド素人を戦場に放り出した偉人はさすがいう事が違います。



 ザフトと地球連合が棄てたスクラップを回収するためオーブの船が小島に到着。
 ジャンク屋にネコババされたアストレイは諦めて見るも無残なガンダムを回収するオーブの軍人たちとお姫さま。
 心の中では初代ガンダムのテーマソング「翔べ! ガンダム」が流れています
 燃え上がったガンダムはもう蘇りませんので諦めるとしてコックピットを覗き込んでドキドキのウェルダンに焼けた主人公の無様な姿を覗き込みますががいないことを確認して落胆します。
 しかし、浜辺には脱出したものの着地に失敗して砂浜に突き刺さった幼馴染の姿が。
 とりあえずオーブのお姫様は幼馴染を回収。
 意識の無い幼馴染に怪しい薬物を投与し、意識が戻った幼馴染に拳銃を突きつけるとたぎる激情をぶつけます。
 涙を流し主人公の名を叫びながらお姫様にされるがままの幼馴染。
 開放されて自分の潜水艦に戻るといつものように傷男の叱責が……しかし潜水艦の奥に消える幼馴染の臀部を見つめる目は不気味なまでに穏やかで優しいです。
 海中に落ちた傷男を潜水艦のクルーが救助するときうっかり傷男にそっくりな……なんだか得体の知れない海中生物かなにかと取り違えたのでしょうか?



 自爆に巻き込まれ死んだと思われていたところ、すんでのところで銀河に向かってガンダムのコックピットから飛んだ主人公はザフトのお姫様の元に……






生きてたんだ……良かった……本当に。
 今週のお話で一番泣けたラストでした……悲しさと悔しさとやるせなさとなさけなさで血涙が流れるほど。


核融合炉だったら良かったのに(ぼそ)


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