ガンダムSEED
ご注意!!
 皆様がご覧になったガンダムと一部……かなりの部分内容が食い違っている恐れが多々有ります故、ご了承願います。

 なんかの間違いで見忘れても当たり前の様にきちんと更新したりするかも知れませんが、別にコロニーの襲撃で宇宙に放り出されて酸素中毒とかそう言う事はございませんのでさらっと流してください。

SEED感想関連リンク
春夏秋冬放蕩オペラハウスEternalStarWeb戯レ言

バーチャル連邦モビルスーツ・GM025号機と〜のZERO歳

ReferencePointSprechchor宇宙熱力学楽画喜堂

第10話:分たれた道
戦艦アークエンジェル内に地球連合軍の制服は替えが有りますが
フレイ嬢の私服は多分替えがありません

(挨拶)


 と、いう訳で少々アップが遅れましたがガンダムSEED。
 前回、問題発言が続くためついにお嬢様の脳改造を決意する主人公たち。
 眠っている間に彼女をCTスキャンにかけ、脳を調べてみたところ驚愕の事実が発覚しました






頭頂部まで脊髄





 なんという恐ろしい事でしょう。
 彼女の思慮浅薄な暴言の全ては脊椎反射によってもたらされていたのです。
 愕然とするクルー達。
 脳みそが無いなら考えなしの言動も仕方有りません。
 存在していない脳みそを改造することは出来ないので諦めましょう。

 主人公はその頃、自分たちの命を狙いに来た幼馴染から救助した民間人を人質ににするような連中と手を組むのか? 等となじられ、帰還してMA乗りの兄さんに抗議すると「俺たちが弱いからしょうがない」と、よくよく考えればさりげに今週一番酷い事を言って逃げられてしまいます。

 仲間の麻酔から覚めるなり彼氏に襲い掛かりギリギリと締め上げて、ひるんだところを押し倒してベアハッグ、主人公に対しては

「何を貴様、敵を全滅させずにノコノコと逃げ帰って来てやがる、それとも(ぴー)をママのお腹の中に忘れて来ましたでちゅか? この腑抜けのカマ野郎! 口先だけのチキンめ、死ね、死んで詫びろ!」

 等といった方向性で詰め寄り、自分はそもそも仕事どころか配膳の世話すら拒否していると言う事から目を逸らせようと欺瞞工作を謀ります。



 プライドをズタボロにされ逃げ出す主人公。
 言われた場面が脳裏にフラッシュ・バックします。
 ちなみにこの際、お嬢様の顔は思い出したくなかったようでSOUND ONLY。
 結構自分に正直です。

 姑にいびられた嫁の様にむせび泣く主人公、そこへ手癖の悪いハロに鍵を開けてもらってお姫様がやってきます。
 じつはこのハロお姫様の婚約者が偏執的に送り続けてくる来年の東映戦隊シーリーズに登場との噂も有る五色のハロの一機だそーで、想いを寄せていたお嬢様が鬼姑で失恋したかと思えば次に惚れそうになった相手は既に他人が予約済み。
 とことん女運の悪い主人公ですがトドメとばかりにお姫様の婚約者は敵方に居る幼馴染の物。
 役満です。
 とは言え、慰めてもらってそれなりに立ち直る主人公。
 これで、現時点のもっとも不幸な人は暴言を吐いて艦内の空気を険悪にしたがるお嬢様の彼氏です。
 


 そのころ仮面の兄さんの戦艦では上へ下への大騒ぎ。
 しかし、 仮面の兄さんは目先の手柄に目がくらんでいるので本心はお姫様などどうなっても構わないと思っています。
 自棄酒でもあおったのか風呂上りに仁丹を飲み、アルコール中毒で震える手をじっと見る仮面の兄さん。
 なにかと部下や上司との諍いが多くて中間管理職も大変な様です。



 フレイがぐーぐー寝てる間に主人公の友人達は怪獣対策本部を設置して危険人物のお嬢様をどう処理するか話し合います。
 そこに先ほどのお姫様と主人公のやりとりを盗み聞きしていた友人が、主人公の微妙な……いや、端から見たら愉快な程の悲惨な人間関係を暴露してしまいます。
 みんなの為に戦うヒーローの筈が同情を買ってしまう哀れな主人公。

 そのころ一人悶々と思い悩む主人公は意を決してお姫様の下へ。
 どうせ自分の物にならない女なので幼馴染に返却しようとお姫様を連れ出しますが、あっさり友人二人に見つかってしまいます。
 みんなが寝静まった夜更けにそれぞれ恋人が居るにも関わらず妙な所から衣服を治しながら出てくる怪しすぎる二人は浮気が発覚するのを恐れて主人公がお姫様を逃がそうとしてるのを黙認するどころか手伝ってしまいます。

 お姫様を宇宙服に着替えさせようとしたところ人目もはばからず脱ぎだしたために劣情を催した主人公。
 やがて着替え終わって、出てきたときにはコーディネイターの改造された遺伝子の効果か既に臨月……凄いぞ主人公。

 こうなっては仕方が有りません、覚悟を極めて愛の逃避行にでようとする主人公ですが、お嬢様の怒りの矛先が自分に向けられる事を恐れた友人によって戻ってくるように頼み込み首に縄をかけられて出撃。

 無線で敵の戦艦にお姫様を引き渡すので攻撃しないように通信を入れて幼馴染を呼び出します。
 副長はそれを見て勝手に言ってるので撃ってしまえと好戦的な態度を示しますが、主人公を怒らせて攻撃されてはかなわないとMA乗りの兄さんに窘められます。
 役立たず振りを遺憾なく発揮しいいところを全部持っていかれた艦長は凹まされる副長を見て売られていく家畜を見下ろすような勝ち誇った笑みを浮かべます。

 お姫様を迎えにやって来た幼馴染はついでに幼馴染はついでに主人公をゲットして一挙両得でウハウハというのを企みますが、戦艦に残してきた友人達がキレたお嬢様の脅威にさらされるのを守りたいからと誘いを拒否。
 お姫様を返すからセットでお嬢様も持っていってくれと懇願しますがこれが拙かった
 交渉は決裂、怒った幼馴染は「次に遭うときは俺がお前を撃つ!!」とまで言い出してしまいました。



 その時、幼馴染がお姫様を確保したのを確認して出撃する仮面の兄さん。
 先ほど攻撃をしないと約束したにも関わらず、まだアルコールが残っているのかうっかり忘れてしまった様です。

 襲い掛かる仮面の兄さん、あらかじめ予測していたため迎え撃つMA乗りの兄さん、突如本性を現すお姫様。
 婚約者の前では何故かまともになったお姫様は毅然とした態度で争いを回避させてしまいます。
 出来るんなら最初からやれといいたいところですがどうも幼馴染からのデンパを髪飾り型のアンテナから受信しないと本来の性能を発揮できないみたいです。



 全てが終わった後でようやく起き出してきたお嬢様は怖い顔でポツリと一言……
「このままでは済ませないわ……」
 どうやら囚われの身のお姫様ですらパジャマ代わりにシャツを貰っていたのに自分だけ着たっきりなのが不満だった様です。



 一部でカテ公やゼロシステム@カトル化すると噂されてるフレイ嬢ですが私としては鉄仮面ことカロッゾ・ロナを推したいところ。
 彼氏寝取られたしね(←決定事項かい)
 


第9話消えていく光
 3週間の間貯まりに貯まった毛穴の皮脂の黒ずみを取るため、顔の皮を剥がしてこそげ落とすお嬢様。
 真っ白な頭蓋骨がむき出しになった顔面を見て震え上がる友人の女の子。
 いくらなんでもこれでは拙いと思ったお友達はすかさず自分も脱いで視聴者サービスに努めてフォロー。
 お色気シーンと言えども決して素直に下着姿を晒したりしないお嬢様でした。

 ちなみにお嬢様が風呂に入っていたという証拠は有りません。
 きちんとシャワー浴びてたのは友達の娘だけ。



 長旅を終えようとしている主人公たちの戦艦を迎えに来たのはお嬢様の父上。
 なんでも連邦政府の事務次官かなにからしいのですがいかにも親バカっぽいのが気になります。
 きっとお嬢様は甘やかされて父さんにだってブたれた事無いのでしょう。



 その頃主人公は一人さびしく狭くて暗いコックピットでガンダムの調整中。
 ちゃっかり整備兵のおっちゃんは主人公を軍隊に勧誘。
 しかし、主人公はお嬢様に散々罵られたことがトラウマになってしまったのか軍人としてナチュラルのために戦うということに拒否反応を抱くようになってしまいました。



 一方その頃仮面のお兄さんはお姫様捜索など綺麗サッパリ脳内から消し去って、手柄を立てるべく主人公たちを迎えに来た先遣隊を付け狙います。
 若くして手世した上司という奴は地味な仕事を嫌って派手な活躍ばかりしたがる傾向に有りますが、大概こういう輩は居るだけで致命的なミスを呼び込むトラブルメーカーですので、会社でこういうのの下に付けられちゃったらいつでも逃げ出せるように責任の所在をはっきりさせて置かないと知らない間に人身御供に差し出されたりします。



 そして主人公の幼馴染は先遣隊を襲撃するために出撃、戦闘が始まってしまいます。
 
 親子揃って周りの空気が読めないお嬢様の父上は先遣隊の艦長によってミラージュコロイドを発動されてしまいクルーから無視されてしまいます。

 先遣隊の艦長に逃げるように促される主人公たちの戦艦ですが敵に奪われたガンダムが混じっていることから自分たちを追いかけていた敵であることに気付き、反転しても逃げ出せる保障無しと判断、援護に向かいます。

 第一種戦闘配備中だと言うのに全く周囲の状況を理解できないお姫様は一人アカペラで熱唱!
 流石に人前ででっかいピンクローターを友達だと言って紹介する人間は一味違います。

 激しい戦闘が続く中。
 友人たちが懸命に働いているというのにぼけーっと壁にもたれかかっていたお嬢様は不安にかられてブリッジに乱入。
 先遣隊の艦に乗艦している父親の安否を尋ねにきます。

 主人公の生死など意にも介さぬお嬢様。

 必死で戦ってる主人公を無能者呼ばわりして激しくなじります。



 そんな緊迫した場面に聞こえてくる歌声。
 お嬢様がその歌声の聞こえてくるところに向かうとなんとひざの上に大人の玩具を乗せて朗々と歌っている狂人が……
 戦闘の恐怖に耐えかねて狂ってしまったのか?
 いえ違います。
 元から、こうなのです。

 血走った目を見開き口からは泡の混じった涎を噴出し髪を振り乱しながら艦橋に飛び込むお嬢様。
 悪鬼のような形相の彼女の腕はこの非常時だというにもかかわらずのんきに歌っていたお姫様の喉にねじ込まれ舌をがっちりと締め上げています。

「この改造人間女の穴と言う穴に貴様らの汚いイチモツを徹底的にぶち込んで三日三晩マワした挙句両手両足の指を一本づつ1cm刻みで刻んだあとハラワタ切り裂いて部屋の中を一周させて目ン玉抉り取れやこの前線豚共! 解ったか? 解ったら復唱の後サーといえクソ虫どもっ!」

 叫ぶお嬢様。
 主人公を差し置いて物語の主導権を完全に掌握してしまいました。
 しかし、事態をあざ笑うかのように撃沈される先遣隊の戦艦。
 凍りつく艦長。
 ひっくりかえってしまうお嬢様。

 しかたなく副長は無線機を通信士から奪い取ると全周波数帯で敵に呼びかけます。

「こっちはお偉いさんの娘を保護してやったのに攻撃してくるとは何事か? 今すぐ罪を恥じて自殺しなかったらこの毒デンパ娘ギロチンにかけて公開処刑すっぞ?」

 流石にそのまんま伝えるのは拙いとおもったのか幾分オブラートに包んで優しく伝える副長のおねいさん。
「卑怯だぞっ!」
 ようやく婚約者の事を思い出した幼馴染は叫びます。
 どうやら彼の脳内では敵と言うのは理由もなしに殺されてくれる人種の事を指すようです。

「援護に来て不利になったら脅迫か? みっともない」
 本業さぼって副業に手を出してたらその行為自体が原因で副業の方も駄目にした仮面の兄さんも相当格好悪いです。

 こうしてお姫様は正式に囚われの身、お嬢様は手に負えなくなったので彼氏の所に倒れ込んだドサクサに変な薬を注射されて昏倒してしまいました。


第8話:敵軍の歌姫
 先週、出来心で宇宙の墓場から救命ポッドをネコババしてきた主人公。
 なんと底から出てきたのは敵軍のお偉いさんであるプラント総評議会議長の娘。
 しばらくの間、自分が囚われの身である事に気づきません。
 困ったことにこのお姫様は天然系だったようです。

 一方主人公の幼馴染はシャワーシーン。
 ガンダムSEED初のお色気はなんとヤロウです。
 一部では大喜び、一部の男の子に拭いきれない心の傷を負わせます。
 風呂上りにニュースを見ていると自分の婚約者が行方不明になっているという報せが……

 主人公達の戦艦では自分の立場がヤバイ事にも気づかずあっさりと正体を暴露してしまうお姫様
 そして彼女はマスコットロボットのハロをお友達と称して紹介します。

 挨拶するハロ。
「オマエモナー」
 2ちゃんねらーでした。



 その頃、先週主人公が偵察機を破壊しちゃったせいで異常に気づいた敵は仮面の兄さんの部隊を派遣。
 主人公の幼馴染は休暇と婚約者を両天秤にかけ、人目も有るので渋々婚約者の救出に向かいます。


 そして主人公たちの戦艦の中ではお待ちかねのフレイたん暴走タイム!

 ただでさえ仕事しないくせに今週はお姫様の所へ食事に持って行くのを断固拒否。
 あまつさえ出会ったばかりで良く知りもしないくせにコーディネーターだと言うだけで強姦魔扱いして口汚く罵ります。
 必死で間を取り持とうとするのも気づかず、お嬢様はコーディネイターが凶暴な野獣であると主張しはじめて主人公に同意を求めてきました。
 困るコーディネイターの主人公。
 一体彼に何をどう応えさせようと言うのでしょうか?

 艦内のネガティブな感情をその身に集め、代弁者を自称し言いたい放題。

「コーディネイターのくせになれなれしくしないでっ!」

 等々、脊椎反射で発言してるとしか思えない思慮浅薄な暴言を垂れ流します。
 あまりの言動に思わず主人公の脳裏に「対艦刀・シュベルトゲーベル」と言う謎の単語がよぎりますが生憎ここは戦艦の食堂内、ガンダムを持ち込むには少々狭すぎます。

 結局罵詈雑言の嵐もお姫様には全く理解できなかったらしく暖簾に腕押しでした。

 艦橋では艦長のおねいさんが民間人を戦争に巻き込みたくないと言い出します。
 流石は主人公を拳銃で脅して戦争に巻き込んだ分際でいい面の皮です。



 失言を繰返すお嬢様、いつのまにか艦内にコーディネイターに対する不信感が伝染してしまってます。

 諸人口の友人たちはなにやら密談中。
 主人公を気遣い、敵と交渉してお姫様とお嬢様をトレードしてしまうつもりなのでしょう。
 
 どちらにせよ周りの空気の読めない天然なら猛毒垂れ流しより毒にも薬にもなりそうもない方がまだマシと判断しても責められるものでも有りません。



 そういえばガンダムSEEDの時間枠で以前放映していた「ウルトラマン・コスモス」には主人公サイドの行為を結果的に正当化するためだけにやる事なすこと100%裏目にでる悲惨な立場の防衛軍というのが居ました。
 多分彼女の役どころはこういうところなのでしょう。



 そのお嬢様ですが場の空気を殺伐とさせたにもかかわらず反省の色が見えません。
 頭をボリボリ掻きながら愚痴ってます。

 そう、いえば……

 冒頭主人公の幼馴染(男)のシャワーシーンはキッチリ有ったのに、前回水の使用制限されてシャワー浴びられなかったってぼやいてましたね……彼女。

 さて、そんなこんなでついに主人公たちの下へ地球軍が迎えにやってきます。
 これにて一件落着と喜ぶ避難民たち。

 しかし、そこにはお姫様救出をほったらかして主人公たちを襲おうとする仮面の兄さんが……



(EDテーマの曲で)
 あんなに可愛かったのに〜
 今ではもう要らぬ人〜♪

 頑張れフレイ。


第7話:宇宙の傷跡
 前回、主人公をあっさり売っちゃったお嬢様ですが、流石に見かねた友人達が謝るようにたしなめますがお嬢様、謝罪拒否。
 まあ、今までの言動から察するに生まれてこの方頭下げた経験など皆無に違いないので無理も有りません。
 とは、言うものの今週も懲りずに株を下げました。



 その頃敵側に居る主人公の幼馴染と仮面の兄さんはガンダム強奪とその際に破壊したコロニーの釈明に向かいます。
 何故かシャトルに同乗してる幼馴染の親父。
 どうもこの親父、敵方のお偉いさんらしいのですが地球軍のガンダムパイロットがコーディネイターだと知られれば穏健派がずるずると地球軍を甘やかすと思っているらしく、原始人を駆逐したい戦争狂親父は主人公の存在を無かった事にしてしまいます。



 臭いものに蓋をされてしまった主人公ですが、戦艦内ではちょっとした問題が持ち上がります。
 主人公の友人の一人が食事中、周囲に立ち込めるケダモノ臭に耐え切れず悶絶!
 慌てて水を飲んで吐物を胃に流し込みます。

 一体この悪臭はどこから漂ってくるのか? 見れば友人たちからほんの少し距離を置いて座って居るお嬢様の姿……

 こいつが犯人かッッ!?

 どうやら避難民を抱えて戦艦内の水は不足しがちの為、水の使用制限をかけられてしまいシャワーが浴びられなかった様子。
 宇宙船なのに何故か生活用水は循環式では無く飲料水と共用になっている模様です。
 みなの脳裏に船外遺棄という不穏な単語がよぎります。
 お嬢様絶対絶命の大ピンチ。
 緊張が最高潮に達し、後一歩で3K°の冷たい宇宙空間にリニアカタパルトで射出されるかといったとき、タイミングよく主人公が登場。
 とっさに機転を利かせたお嬢様はすかさず主人公に侘びを入れてポイントを稼ぎ「気にしてない」と言わせてしまいます。
 
 コロニー崩壊の罪を問われ、幼馴染と仮面の兄さんが査問にかけられている頃。
 そろそろ死臭に似た臭いが充満してきた戦艦内では水を得るため宇宙のゴミを漁る計画を立案し始めました。
 詭弁を弄して「生きるために」と偉そうにゴミ漁りを正当化する一向。
 その宇宙のゴミが集まるデブリベルトには地球連合軍が無残にも破壊し、二十四万六千七百ニ十一人を虐殺したユニウス7と呼ばれるコロニーの残骸が漂っています。
 墓場荒らしみたいで気が進まないながらも凍りついた水を確保しようとする一行。

 一方では査問にかけられた仮面の男は全責任を主人公たちに押し付けてちゃっかり難を逃れようとしてました。

 主人公たちが先週見捨てて逃げ出した要塞の軍人さんのことなど綺麗サッパリに忘れてコロニーの犠牲者を折り紙の花で弔っている頃、同じ様に幼馴染は婚約者のアイドル歌手の歌が流れる中、不幸にも戦死した戦友のことなど綺麗サッパリ忘れてコロニーの犠牲者である母親の墓に花を供えていました。
 


 弔いを終え気兼ねなく亡者の私物を一行が漁っているとき、主人公は何故か相転移装甲を作動させたあげく武装して作業に加わっています。
 そこへ現れた強行偵察型のMS!
 仲間を救うべく止む無く撃墜する主人公。
 またもや人を殺めてしまった主人公の前に漂ってくる救命ポッド。
 拾得癖のある主人公はまたもや救命ポッドを戦艦に持ち込んでしまいます。
 救命ポッドをあけるとそこからはシャア専用のハロが現れ、つづいて幼馴染の婚約者が……





 



 フレイたん、大! ぴーんちっ!!

 ついに正ヒロインが舞台へ上がったか?
 いよいよ、背景化への道を転がり落ちるフレイ・アルスター。
 これ以上の失言は存在に関わるか?
 刮目して待て! 


第六話:消えるガンダム
 辛くも敵の追撃をかわし味方の軍事要塞に逃げ込んだ主人公一行。
 
 いきなり包囲。

 仕方が無いと言えば仕方の無いことです。なにせこの艦は味方の識別コードを持っていません。
 時と場合によっては近づいた途端に問答無用で撃沈されても文句を言える立場ではありません。
 監視下に置かれる主人公たち。

 要塞の司令は最新鋭の戦艦とガンダムをたなぼたでゲットできてウハウハ、その気持ちは解らないでもないです。



 戦艦の将校たちを司令室に呼び出した要塞の司令は尋問のついでにイヤミったらしく要塞の有能さを自慢します。
 基地司令の余命カウントダウンスタート!

 将校の3人が戦艦から引き離され軟禁状態の隙に基地の軍人が戦艦にやってきて、ガンダムのパイロットとメカニックを出すように脅迫します。
 とっさに軟禁されている将校のお兄さんがパイロットだと適当な与太をブッこいて誤魔化そうとしますがそうは行きません。

 じつはお兄さんのMAはガンダムと同じく「俺様専用機」で並みの人間には扱えないという軍事兵器にあるまじき子供っぽい仕様、選任パイロットのお兄さんは「エンディミオンの鷹」などと言う格好いい通り名を持っています。

 正直にパイロットを引き渡さないクルー達に業を煮やした要塞の軍人は主人公の同級生である娘さんにセクハラ。
 憤った主人公は戦艦の整備兵が静止するのも振り切って自分がガンダムのパイロットである事を明かしてしまいます。

 バカにされました。

 無理もありません、16やそこらの小僧が最新鋭機のパイロットになっているなどという現実を認めたら今まで軍人として積み重ねてきた努力とプライドは木っ端微塵に打ち砕かれてしまいます。
 自分が世の中にとって取るに足らない矮小で瑣末な存在であると言う現実から目を背けたい要塞の軍人は主人公に襲い掛かりますがあっさりと放り出されてしまいます。
 要塞の軍人の部下たちは怒って主人公を取り押さえようと飛び掛りますが同級生がその前に立ちはだかります。
 弾き飛ばされる同級生。

 仕事をしないくせに文句だけは一人前のお嬢様も友達がひどい目に遭った以上、黙っているわけには行きません!

 怒るお嬢様。













 主人公売っちゃいました。

 今週もやってくれましたフレイ・アルスター嬢、主人公が敵と同じコーディネイターである事を暴露してしまいます。

 もうこれで底値だと思われていた彼女の株価がさらに下がりました。
 可哀想ですが恐らく彼女は長生きできないでしょう。
 でも、心配は要りません。
 お嬢様の声優さんは副長のおねいさんと二役、片方死んでも声優さんの仕事は無くなりません。
 安心です
 
 その頃要塞の外側では敵の戦艦が居なくなったと思って強固な光波防御壁、通称アルテミスの傘を停止させてしまいます。
 が、しかしそのころ敵のガンダムパイロットの一人が機体をありとあらゆる探査はおろか可視光線すら誤魔化して透明化してしまう特殊装甲、ミラージュコロイドを使用して要塞に接近していました。



 今なにか妙なものが見えましたが特に気になさらないように。
 できれば例のお嬢様にもミラージュコロイドを装備させて見えなくさせて欲しいと思っている人も居られるでしょうがそれはひとまず置いといて。

 ガンダムのところに連れて来られた主人公は要塞の軍人に酷い人種差別的発言を吐かれて無理やり言うことを聞かされてガンダムのOSを起動します。

 測ったようにタイミングを合わせて要塞の攻撃を開始する敵のガンダム。
 後を追ってやってくる敵のガンダム達。
 その中には先週、主人公に右腕を吹っ飛ばされたはずのデュエルガンダムも何故か無傷で出ています





 やっぱり補給体制や整備体制を整えてからガンダム強奪していたのでしょうか?


 絶対安全だと思っていた要塞への不意打ちに慌てふためく要塞の軍人たち。
 ドサクサに紛れて主人公たちは敵を迎撃すると見せかけ脱出。
 まるで船火事から真っ先に逃げ出す鼠の様です。

 哀れ要塞は宇宙のチリに、行く先々で洒落ですまない大損害を与える主人公たち。
 なんとなく結果として敵に戦果を上げさせているように見えるのは気のせいなのでしょうか?

 次回はいよいよ歌姫、ラクス・クライン嬢が登場の模様。
 今のところ正ヒロインの最有力候補の様ですが、見た目はともかく家柄でも設定でも勿論人格でも勝ち目の薄そうな難敵を前にフレイ嬢はどういった醜態を晒すのか?



 え? 既に負け決定ですか? 


第五話:フェイズシフトダウン
 出撃!

 という訳で主人公は友達を守るためにガンダムで出撃してしまいました。
 おかげで、今月は激しい戦闘が存分に楽しめたのですがおかげでちょっとボケる要素が少なくて辛いです。
 逃げた女房にすがり付くかの如く主人公を説得する幼馴染。
 しかし、浮気相手……もとい同僚がその場に割り込んで修羅場に突入します。

 やおいな妄想を展開するのに丁度良さそうなガンダムSEED、来年のコミケがいやーんな感じになってそうで怖いです。



 それはともかく。
 なんだか主人公より遥かに主人公らしい声で喋っちゃう幼馴染の同僚君を交えて痴話喧嘩をする主人公と幼馴染。

 敵の襲撃を受ける戦艦の中では例のお嬢様が怖がってキャーキャー騒いでいます。
 他の友人は一生懸命お手伝いしているというのに……

 その頃MA乗りのお兄さんはこそこそとガレキに混じって敵の戦艦に接近。
 得意になって主砲を撃とうとしたところでまんまとしてやられてしまいます。
 その隙に主人公たちは逃げ切ろうとしますが敵の攻撃を交わしているうちにエネルギー切れ。
 これ幸いとばかりに幼馴染は逃げた女房主人公のガンダムを捕らえてヨリを戻そうとします。
 二人きりの愛の世界に旅立とうとする妄想少年をなじる同僚たち。
 イタタな妄想に大人の現実をつきつけようと砲撃して仲を裂きます。

 尻に火がついたためわが身可愛さに主人公を放り出す幼馴染。
 所詮は浮気性の浮気性の甲斐性無しです。

 放り出された主人公をこの隙に亡き者にしようと幼馴染の浮気相手が襲い掛かります。
 今ならエネルギー切れで実体弾を無効化するフェイズシフト装甲が使えません。
 ターゲットをロックオンして攻撃!
 間一髪で戦艦から射出されたランチャーストライカーに換装したストライクガンダムは見事敵のガンダムを返り討ち。

 ほうほうの体で逃げ出した幼馴染の同僚は艦に戻って早速幼馴染に
「何よ! あの女? 別れたって言ってなかった!?」
 などと詰め寄ります。
 しかも声はドモン・カッシュ。



 一方辛くも九死に一生を得た主人公は帰還してMA乗りの兄さんに良くやったと褒めてもらってようやく人心地付けます。
 時同じくして戦艦の手伝いをしていた主人公の同級生に泣きつくお嬢様。
 主人公は軍人でもないのに戦場で文字通り必死になって戦ってたのに座ってただけの分際で良いご身分です。
 彼女、本当に人気出るのでしょうか?


第四話:サイレント・ラン
 先週うっかり人々の生活の礎となるコロニー(SEEDの世界ではプラントと呼称するそーな)全損して宇宙をさまようハメになった主人公たち一行。
 やむを得ない事情が有ったとは言えなんとなく「軍法会議」という単語が脳裏を掠めます。
 密かに進退窮まってる感のある主人公たち一行ですがそこへ悪夢のような偶然で推進装置の破損した救命ポッドが漂流してきます。
 乗り込んでいた避難民の中では公式サイトでわざわざ念押しされて「ヒロインのひとり」などとその他大勢扱いを受けちゃってるお嬢様タイプの娘。
 いきなり主人公に抱きついて全国のやおいが大好きな婦女子のみなさんに喧嘩を売るお嬢様。
 このまま晴れて正ヒロインの座を獲得するのかと思いきや、主人公の同級生の男子にも簡単に抱きつく尻軽女でした。
 フレイ・アルスター嬢、正ヒロインの座から一歩後退。


 行く当ての無くなった主人公たちの戦艦は最寄の軍事要塞へ向かいますが何しろ最高軍事機密の機体を中立のコロニーで製造しようかって連中ですので友軍の認識コードを持っていません。
 早い話が敵軍には追われ味方には疑われる踏んだり蹴ったりの状況です。
 しかたなくまだ敵より味方の方がなんぼかマシだろうって後ろ向きな理由で要塞へ向かう一行ですが何しろ襲撃を受けて主要なクルーが軒並みお亡くなりになった上避難民まで抱え込んでいます。
 人手が足りないからと言う理由からMAのパイロットの兄さんは主人公にガンダムの整備を命じます。
 なし崩し的にガンダムの選任パイロットにされてしまう主人公。
 OSを書き換えてしまったが最後、坂道を転がり落ちるかの如き景気の良さでのっぴきならない状況へと追い込まれていきます。
 そんな主人公の姿を見ていぶかしむお嬢様。
 主人公が敵と同じ遺伝子操作された超人である事を知り嫌悪感を露にします。
 フレイ・アルスター嬢、正ヒロインの座からニ歩後退。
 


  主人公が殺戮者への道を転げ落ち、お嬢様がヒロインの座から転落している頃、主人公たちを追う敵の戦艦では主人公の幼馴染が使命と友情の板ばさみに苦しんでいました。
 説得するか、出来なければ自らの手で親友に引導を渡すか、素敵に煮詰まった状況を上司の仮面男に迫られ出撃します。

 
 一方人質民間人満載で敵を迎え撃つ主人公たちの乗った戦艦では流石に友人一人を戦わせて自分たちは高みの見物をするのも気が引けると艦内のお手伝いを申し出ます。
 困ったとき、やはり持つべきものは友です。
 トモダチの想いに思わず胸が熱くなる主人公。
 艦橋に戦闘官制の担当となって入り込んだ友人の娘に優しく励まされ出撃。










 ちなみにこの場ではお嬢様、影も形も有りません。
 フレイ・アルスター嬢(以下略)



 ……人気出そうに無いなあ、この娘(汗)


第三話:崩壊の大地
 さて、先週ヤバ気な大砲を構えたガンダムですが、案の定コロニー内部で使用しちゃ行けない兵器だった様で生活の礎となるコロニーに大穴を空けちゃいました。
 その代償はわずかに敵MSの腕一本。
 しかし、ヘタレの仮面男はびびって泣きながら逃げ出してしまいます。

 一方、辛くも敵を撃退した主人公ですが逃げ込んだ地球軍の戦艦で正体がばれて自分がコーディネーターである事を明かしてしまいます。
 超略式軍事裁判(意訳:勢いで射殺)してしまいそうになる戦艦の乗組員。
 その場はご学友たちの取り成しで難を逃れますが疲れ果てて眠っている主人公に対し友人たちは「疲れた」ってだけで初めて見たOSを戦闘中に書き換えてズブのド素人が敵MSを撃退しちゃう現実に対して視聴者の疑問を代弁します。
 いや、全くコーディネイター達には洒落ですまない重大な欠陥が隠されてるのかも知れません。
 
 その頃欠陥がありそうな仮面の男率いる敵の戦艦では自らの失態を完全に隠滅しようと要塞攻略用のでかいミサイルを装備して再戦を試みます。
 気取ったフリをしているわりに心の狭い仮面の兄さん。
 当初は自分で出撃するつもりだった様ですが主人公の幼馴染が私怨で飛び出そうとするのを容認。
 他人に汚れ仕事を任せて自分は高みの見物を決め込んでしまいます。
 番組を見ているファースト世代の皆さんの中にはそろそろ部下を使う立場の人も居るでしょうがこういう小狡い上司になっちゃイケマセンよ?



 さて、そんなこんなで双方の思惑が入り混じる中、再度敵軍の襲来。
 上が綺麗サッパリ片付いたせいで成り行きで艦長になってしまったきょにうのおねいさんは気まずいながらも主人公にガンダムで出撃するよう要請しますが、戦争がイヤで中立のコロニーにやってきたはずの主人公は戦争に加担することを拒みます。

 ところがどっこい。

 運命とは皮肉なもので既にガンダムは主人公が書き換えちゃったOSのおかげで原始人お断り超人仕様。
 おまけに出撃可能な機体は他にありません。

 自業自得。

 他に選べる手段など有ろう筈も無く、自動的に主人公は自らが主人公足りえる最新鋭機の専従パイロットとしての立場を手に入れてしまいます。

 そんなめでたいのか全然めでたくもなんともないのか良く解らない状況下で出撃せざるを得ない主人公。

 機体の全長程もある長大な剣『対艦刀・シュベルトゲーベル』を装備して迎撃に向かいます。
 嫌だ嫌だといいつつも手際よくスパスパと敵機を斬殺していく主人公。
 敵は敵で遠慮会釈無しにバカスカ巨大なミサイルをブッ放すはランチャーは打ち放題だわで次々とコロニーを支える支柱を破壊していきます。
 負けては居られぬと味方の戦艦は110cmリニアガンをはじめ225cmビーム砲等々、世が世なら1艦の火力で人類を滅亡できる悪夢の様な火力で応戦します。
 何故か狙い済ましたように次々と倒れていく支柱。
 自重を支えきれずに分割していくコロニーの外壁。
 避難民が逃げ込んだシェルターは自動的に脱出艇となって離脱していきます。








 ……味方の筈の地球連合軍ですがなんだか最初からコロニー滅ぼすつもりでガンダム持ち込んでるような気がしないでも無いです。
 なんなんだその110cmとか225cm砲って(汗)


第二話:その名はガンダム
 
 無理すんな
  そのまま支配
   されておけ

(地球軍に捧げる心の俳句)



 放っておけ
  そのうち人類
   入れ替わる

(ザフト軍に捧げる心の俳句)


さて、今週のガンダムSEEDは……
 偶然再会を果たす主人公と幼馴染。
 しかし、主人公と年上のおねいさんがイチャついているのを見て「こんなところに居るはずが無い」と激しく狼狽。
 おねいさんはまるでまるでスズメでも追っ払うかのように拳銃で威嚇します。
 主人公を蹴り飛ばしてコックピットに放り込むおねいさん。
 若いツバメを囲ってウハウハです。
 主人公はこれ幸いとばかりドサクサに紛れてきょにうのおねいさんの胸に顔を埋めます。

 変な所までガンダムの伝統を受け継ぐ正統派主人公。

 しかし、咄嗟に乗り込んだ新型ガンダムは酸素中毒でボケたおとっつぁんがうっかり時代遅れのOSでもインストールしちゃったのか千鳥足。
 おぼつかない足取りを見た敵はもう一機のガンダムを奪った幼馴染を差し置いてガンダムを奪取しようと剣で斬りかかりますがガンダムに突如色がついてトリコロールカラーに染まります。
 主人公機である事を突然主張しはじめるガンダムはザコキャラの攻撃を跳ね除けます。
 主人公と名も無い三下の扱いの差に憤る敵。
 よりにもよって五機のガンダムノ中から一番主人公っぽい色合いの機体を取りこぼしてしまう辺り詰めが甘いと言わざるを得ませんが幼馴染は仲間を置いて逃げ出してしまいます。



 ここでちょっと今後のネタばらしなのですが実は主人公は改造前の『ナチュラル』と呼ばれる人種では無く、敵と同じ知能と肉体の能力を遺伝子操作で向上させた『コーディネター』と言われる人種です。

 満足に動かない駄目OSに業を煮やした主人公はあろう事か最新鋭軍事兵器のOSを敵機との交戦中に書き換え。
 えー、なんなんでしょうねえこいつあからさまに常人と違う脳みそのスペックは?
 コックピットの中でOS書き換えられる仕様も不思議なんですがそんな簡単に性能向上出来るようなポンコツを強奪する必要が有ったのでしょうか?

 一体コーディネーター達はこれほどの能力差を持ちながらなぜ地球連合軍と11ヶ月もダラダラ戦争してるのか?
 主人公は最高軍事機密のプログラムを用意に修正出来る知能を持ちながらナチュラル達の学校で今更何を学ぶ必要が有ったのか?
 もしかすると戦力差が地球軍1000万人に対しザフト軍1000人とか無茶苦茶な戦力差で戦争してるのでしょうか?
 等々。
 様々な疑問が浮かびますが主人公はパワーアップしたガンダムで敵を撃退するも、トドメを刺さずに逃がしてしまいます。



 一方その頃、主人公たちほったらかしで勝手に逆襲のシャアを始めてしまうザフト軍仮面の男と地球連合軍MAパイロット。
 時同じくして地球軍の戦艦アークエンジェルでは先週出てきたスパイっぽいおねいさんがなんとか戦艦を動かそうと必死になっています。

 どうやらザフトのスパイではなく戦艦のクルーだった模様……
 このアマ自分で戦争の火種を中立国に持ち込んで平和ボケした主人公たちに毒づいて居たようです。

 辛くも危機を脱した主人公たちは怪我をしたきょにうのおねいさんを看病していますが目覚めたおねいさんはまたもや拳銃をブッ放し、ガンダムに取りついていた主人公の友人達をまたもやスズメでも追い払うかのように威嚇します。
 厳しい戦争の現実を突きつけて凄むおねいさん。
「私は将校なのよっ!」
 どうやら葛城三佐は知らない間に降格
 自分たちのヘマでコロニーを一つ戦場にしておきながらあんまりな言い草です。
 そうこうしているうちに逆襲のシャアごっこに興じていた二人はなだれ込んでくるは戦艦は崩れたドックから脱出して一同せいぞろい。

 主人公の乗ったストライクガンダムはなんとなくコロニー内部で使うと危なそうな雰囲気の大砲を背負って立ち向かいます。


第一話:偽りの平和
 皆さんお待ちかねぇ!

 と言う事でついにガンダムSEEDが始まりました。
 気になるクォリティですがまあサンライズなので心配することは無かろうと思われます。



 冒頭、地球へカプセルで降下していくモビルスーツ、パイロットたちが家族の写真を貼っている部分は計器があるように見えますが……多分あんまり重要じゃ無いので一番良く見える場所に大事な家族の写真を貼ったしょう。
 一体あの場所にどんな計器があるのか非常に興味をそそられます。



 そして地球と宇宙移民の対立が悪化、ジオン公国軍VS地球連邦軍の場合とはちょっと違ってプロパガンダではなく自称優性人種様があからさまに地球支配したいみたいです。

 戦争は激化していきますが中立のコロニーはのんきなもので主人公たちが青春を謳歌している所に潜入してきたスパイと思しき怪しいおねいさんに「あの歳で前線に行く者も居るというのに」とか嫌味を言われてしまいます。
 押し込み強盗のくせに、自分たちの国の政策失敗を第三者のせいにするのはどうかと思います。

 なんだか第一話で既に負け犬っぽいおねいさんは放って置いてその頃、件の中立コロニーに新型のMSを持ち込んだお調子者が居たようで、それを狙って工作員が潜入、各所に爆薬を仕掛けて行きます。
 爆発と同じ頃、この世界にはミノフスキー粒子が無いのか電波妨害を仕掛けて接近してくる戦艦(仮面のスカした兄ちゃん付)から出撃したMS部隊が突撃を開始。
 なんとなくMS隊が突撃するなら無理にノーマルスーツで潜入して待ってないで後から付いてくればいいんじゃないかなーという気もしないでは無いですがそこはそれ、潜入と仮面の男はガンダムのお約束なので気にしちゃ駄目です。

 慌てて基地からMSを運び出すところを強襲してまんまと奪取に成功。
 当たり前の様に新型機を動かす工作員。
 どうも最高軍事機密の新型MSのマニュアルを敵に渡しちゃった大馬鹿野郎が居たみたいです。
 核兵器を積んでいるとかの重要な意味を含んでいる機体でも無ければどこぞの決起したジオンの残党でも無いちゃんとした軍隊が奪った新型機を運用すると言うことは整備や部品の供給の体制も整っていると言うことでしょうか?
 するとこのガンダム、相手に製造させるだけ製造させて後は自分たちでという事になります?

 しみったれた連中だこと……



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