ガンダムSEED
始めに
 多分これガンダム違う。

 本当に毎週の放映内容を知りたい人はSEEDリンクを利用してください。
 ※:因みに当方ビデオキャプチャー可能ですが画像はUPしておりません。
第一話〜第十話第十一話〜第20話

SEED関連リンク
春夏秋冬放蕩オペラハウスEternalStarWebUnlimited Connection

バーチャル連邦モビルスーツ・GM025号機と〜のZERO歳

ReferencePointSprechchor宇宙熱力学楽画喜堂

フレイさんに貶められ隊フレイ応援同盟ビグザム8TOUSHIN

暴走ストレッチャー!!Florescence


第30話:閃光の刻

 さて、主要キャラクターが次々と死んで行くガンダムSEED。

 コックピットハッチに穴を開けられたせいで爆発したブリッツガンダム。
 呆然とする主人公と幼馴染の所にタイミングを計ったように休憩していたデュエルとバスターが応援に駆けつけます。
 お互い形勢不利と見て一時撤退。

 帰艦した主人公は皆に良くやったとはやし立てられますがお嬢様を脳内ダストシュートに放り込んで脳内焼却して脳内産業廃棄物として脳内夢の島に埋め立てた主人公としては別のお姫様(オーブとザフト両方)に照準を変えたので好戦的じゃやっぱりまずいです。
 突如人類愛に目覚め、戦争に疑問を持つ主人公に戸惑う整備兵たち。
 
 一方、ザフトの潜水艦では友の死を悼んで荒れる傷男。
どさくさに紛れて亡くなった当人のロッカーを蹴飛ばしたりしてますのでどこまで本気の発言かはちょっと疑わしいです。
 仲間の去った更衣室で亡くなった戦友が怪しい宇宙からの虹色妄想毒デンパ(通称:スカラ オゾム電気パルス)を受信して書きなぐった正視に堪えないおぞましき電波ゆんゆんソングの譜面を見てしまい発狂する幼馴染。



 所変わって主人公達の戦艦では余命限界カウントダウンの始まった友人が吹き上がっていました。
 陽気な笑顔に死相をべったりと張り付かせ、断頭台への13階段を一歩、また一歩と上り詰めていく友人。

 そして、戦闘開始。
 出撃する主人公を見送るお嬢様は今まで無垢な肉体を汚辱されズタボロになるまで弄ばれ骨までしゃぶりつくされた挙句、ボロ雑巾の如く無残に棄てられたお嬢様は、不要な存在になってからようやく主人公への想いに気付いた様ですが時既に遅し。
  まあ、この2人の場合お互い様というか自業自得なので問題は無いでしょう。

 そして新機体乗り換え時期なせいか今までまともに当たることなど決してなかったイージスの複列位相砲が思い出したように戦艦の左エンジンを破壊。
 不時着する戦艦。
 そこへトドメを刺そうと駆けつけたバスターの前に立ちふさがる戦闘機乗りの兄さんがスカイグラスパーで立ちふさがりますが最大威力を持つ合体兵器もこれまた思い出したように命中。

 そして主人公と幼馴染の戦闘に巻き込まれてめでたく死亡。
 まあ、死んで当然でしょうね。

 お互い友人を殺され、2人してゼロの領域(サイバーフォーミュラ)に突入する主人公と幼馴染。
 イージスの振るうビームサーベルがストライクのコックピットハッチをザックリと切り裂きますが、コックピットハッチに推進剤を充填してるようなキチ●イ設計の機体はブリッツガンダムだけだった様です。
 たとえビームサーベルが掠めても主人公は焼け死んだりしないもの。
 なんでもSEEDの世界観ではビームサーベルでのつばぜり合いは出来ないらしいのですが、そんなことは気にも留めません。
 ストライクを捕らえたイージスは逃れられない必殺の一撃を!

 しかし、あと少しというところでエネルギーを使い果たしてしまうイージス。
 幼馴染は意を決してイージスの自爆装置を作動させ……



 自爆装置!?



 どうやらザフト兵は宗教原理主義テロリストだった模様で……

 ふつーは、自爆装置のついた兵器で戦ってくれる軍人は居ません。


第29。5話:トール・ケーニヒ撃墜記念

注:まだ死んでません。

 さて、OP映像からも姿を消し、刻一刻と最期の刻を迎えるトール・ケーニヒ氏。
 ド素人をいきなり半人前でも戦闘機パイロットにすることは可能なのか?

 この行為がどのくらい無茶かちょっと見てみましょう。




 通常戦闘機に搭乗する際には上の図のように戦闘機のコックピットへ乗り込むための梯子がかけられています。
 パイロットはこれを登ってコックピットに入り込むわけですね。
 スクランブル(緊急発進)の際はパイロットが緊張状態のためうっかり足を滑らし転落する事故も稀に発生します。




 SEEDに出てくるスカイグラスパーの場合、この梯子が収納式の為、十字の棒状になっており機体下から伸びる構造になっています。
 当然の事ながら機体側面(ピンク色の部分)には取っ掛かりが無いただの壁となっております。

 従ってスカイグラスパー搭乗時には一度十字の梯子の最上段に足を掛けそこからコックピットに手をかけてよじ登る訳で現代の戦闘機に比べると非常に不安定な姿勢を強要されます。
 上の図では戦闘機をかなり小さい目に書いていますがアニメで見たところコックピットまでの高さはかなり有りますので搭乗は容易な事では有りません。



 無論、戦闘時に撃墜されるのとは違い、梯子から転落したところで死ぬわけでは有りませんが、落ちて手首でもひねった場合操縦桿が握れなくなっちゃうので戦闘機のパイロットは最初に何時間も戦闘機への搭乗訓練を行い、緊張時でも円滑に乗り込めるよう反復訓練を行います。



 しかし、29話を見た限りだとシミュレーターによる訓練のみで実際に飛行訓練もさせずに実戦に投入させられてます。
 しかも敵はナチュラルのトールよりも能力的に上回るコーディネイター達、勿論彼らは敵を倒すため、生き残るために正規の訓練を受けた軍人です。

 いい加減な訓練で出撃しては下手すれば一番事故が多いといわれる着艦すらままなりません。
 如何にアークエンジェルがデタラメな兵士の扱いをしているかというのは解ってもらえるでしょうか?


第29話:さだめの楔

 第三クールも始まり新ガンダムも大量に追加予定だし、お客の興味を惹く為に1人死にました。
 その者の名、ニコル・アマルフィ。
 PS装甲が全く役に立っていない男、死す。
 因みにまともに格闘に持ち込んだのもこれが始めて……撃ち合いの方がマシな格闘型というのはどうしたもんでしょうか?
 ついでに言えば長距離砲撃戦用のガンダムはいつでも皆と並んでますが生きながらえています。
 まあディアッカなんか死んでも死ななくても盛り上がらないので殺す価値すら無いというのが実情なんでしょうが……ちなみに本日1/144HGブリッツガンダム発売だそうで……露骨な商売だこと。



 それはともかく、なんとなくコーディネイターなら助走つけて飛び越えられるんじゃないかな? という微妙な高さのフェンスを挟みお互い高度な政治的取引による不干渉を交わす腹黒い主人公とその幼馴染。

 泣き付いて侘びを入れて潜水艦に帰った幼馴染は汚名を挽回しようと止せばいいのに主人公たちの襲撃を計画。
 しかし、主人公たちがオーブに潜伏している事を知らない仲間の二人は不信感をあらわにして再度クーデターを企てます。
 とはいえ、腑抜けの2人は口先ばかりで造反するような度胸が有るはずも無く不承不承幼馴染に従います。

 その頃、主人公についていこうとするお姫様を止めるために己の非暴力主義を説く父。
 流石に国家予算をつぎ込んで開発した殺戮兵器(注:アストレイ)を一介のガラクタ屋(外伝の主人公)にネコババされても正当な所有権を主張しない負け犬はいう事が違います。

 暴力の連鎖とかそう言うことを否定する前に気前良く開発予算数百億円から数兆円はするはずの人殺しのための道具を他所にばら撒くのは辞めて欲しいと血税を納める国民は思わないのでしょうか?
 この首長が強大な軍事力からなる恐怖政治で国民の不平不満を押さえつけてるんじゃないかとちょっと心配。

 そして、主人公たちはオーブを出港することに。
 領海を出た主人公たちを襲う幼馴染たち。
 その持てる蛮性を露にし、暴れる主人公。
 
 とりあえず、死なせても盛り上がりそうの無い傷男と腰巾着をはたきおとした主人公は、一番可愛げの有る弱そうな奴をいたぶろうと普通のビームサーベルでチーズでも切るように(注:今回一番重要なシーンです)海へ蹴落とし、乗っていたドダイみたいな飛行機を奪い取ります。
 ちなみに自国の防衛のために開発したアストレイにはコネクター部分に照合システムがあり武器を奪われても使用されないようにセキュリティが高められていますが他国に売り飛ばす殺人兵器にはそんな上等な物はつけていないらしくあっさりとストライクにコントロールを奪い取られます。

 不甲斐無い子分のせいで大ピンチに陥る幼馴染。


 大ピンチの幼馴染を助けるため傷ついた機体でブリッツガンダムが応援に駆けつけますがストライクの対艦刀で返り討ちに……
 敢えて叩っ斬らないで眼前に寸止めして焼き殺し、幼馴染に戦友の断末魔聞かせる極悪主人公激萌。
 対艦刀シュベルトゲーベル……悲惨な死に方するよう故意にエールストライクのビームサーベルより出力抑えてませんか?

 そして絶妙な火加減で焙られたブリッツのパイロットの内臓が爆ぜ、ヘルメトの内側はとろけて吐き出された内臓のどす黒い緋色に染まり、バッテリー駆動のはずのブリッツガンダムは爆裂四散。
 どうもブリッツのスラスター推進剤はコックピットハッチの内部に充填されていたようです。
 デュエルガンダムのコックピットハッチもそう言う危険極まりない構造になっていれば今頃傷男は顔に傷どころか生き延びることは出来なかったでしょう。

 そういえば幼馴染がピンチになったとき、海に落ちたままいつのまにか影も形も無くなった傷男デュエルと腰巾着バスターは先に帰ってビールでも飲んでいたと思われます。


第28話:キラ

 新型のガンダム、アストレイの開発をすることになってしまった主人公。
アストレイって「プログラムの書き換えも無しにナチュラルがいきなり動かしてザフトのMSを撃墜」していたよーな?
 とか言う月間少年エースの読者にとっては致命的な設定の齟齬が有りますが、そーいう基本的な設定が違う作品は『外伝』とは言わないのでは無いでしょうか?
 因みにアストレイが標準装備しているビームサーベルはストライクの対艦刀も真っ青な切れ味です。



 第25話で艦を追い出されたかわいそうなガンダムパイロットはホームレスとなって平和なオーブの町を彷徨。
 食うものも食わず、着る物といえばみすぼらしい作業服のみ、季節は春だというのに世間の冷たい風が身に染みます。
 平日の昼間っから軍港の見える公園で身の振り方を論じる人生の負け犬たち。



 その頃副長が嫌いで嫌いでしょうがない艦長は主人公の友人達を呼び出し「これから家族に面会させてやる」と副長と同じ声優のお嬢様を間接的にいびり倒します。さすが人買いはやることがえげつないですね。

 工場でガンダムの整備をしていた主人公は和気藹々とオーブのお姫様と歓談、ゲリラとして活動していた頃を思い出すお姫様。
 死んじゃった少年の事は宝石ゲットしたら思い出したりしないらしいです。



 一方アストレイのOS改造に勤しむ主人公はさておき家族と面会を果たした友人のクルー達。
 オーブの代表首長となにやら訳有りの密談をしている主人公の若々しい両親にくらべて生命力が薄そうな目をしているので彼らの両親は来週あたりザフトの襲撃を受けて全員死ぬでしょう。
 後、密談の内容からすると主人公とオーブのお姫様どうも実は兄妹かなんかのようです。
 
 艦長の桑島いじめでやることが無くなったお嬢様は仕方なく雑用を……










 仕事してるっ!?
 駄目です、裏切りです。労働だなんて何をナメた真似してやがるのでしょうか? 馬鹿にしやがってこのビ○○め!
 あー、もうっ、騙された騙された騙されたくううううううういまわれわれはひとりのえいゆうをうしなったあのやさしかったがるまはしんだなぜだっ??? 答え:前髪のいぢり過ぎ。



 と、それはおいといて……
 仕事を終えたお嬢様は主人公と痴話喧嘩。
 主人公は別れ話を切り出しお嬢様は泣いて走り去ってしまいます。
 状況から見たらお互い傷つけあうためやむを得ず別れ話を切り出した様にも思えますが、結果だけ見ると「食べたいだけ食べたので残りは棄てます」というのと変わりません。



 夕焼けにオーブの空が染まる頃、アストレイのOS書き換え中の主人公から飛び立つ主人公の鳥ロボット。
 海燕の頭脳をコピーされた鳥ロボはかぐわしい磯の香りに惹かれ工場の外へ……
 防備は完璧なはずの軍需工場ですが、小型の飛行ロボットが当たり前の様に存在する科学技術レベルの世界で空中からの出入りは無制限。

 
 またもや出会ってしまった主人公と幼馴染。

 泳いでオーブに漂着したため潮まみれの幼馴染は鳥ロボに襲撃されてしまいます。
 わかめを頭から垂らし、塩の浮いた作業服をまとう浮浪者に思わず他人の顔をしてしまう主人公。
 幼馴染は幼馴染でまさか命を狙っておいて今更働き口を世話してもらう訳にもいかず気まずさの余り他人のフリ。
 そこへまるでタイミングを見計らうように通りすがるお姫様。

 確率とか一体どうなっていると思っているのか神の因果に唾吐きかけるような悲しい偶然。
 脚本家は間違いなくそのうちにギャンブルで身を持ち崩すだろうなとか要らぬ心配したくなります。


第27話:果てなき輪舞

 ついに新オープニングになりましたが、フレイ嬢が仕事しているシーンは有りません。ご安心下さい(何を?)
 ちなみに新型の雑魚ガンダム三機はパイロットの自信過剰な顔立ちから察するに2週あれば全機鉄屑でしょう……少なくとも第3クール終了まで生かして置いて貰えるとはとても思えません。

 なんかフラガ少佐ストライクに乗っちゃってるし。



 それはともかく今週も総集編。お嬢様の存在を無視して物語を進めるのは何故でしょうか?
 彼女の物語における重要性と言うか、居ないと物語がこじれないので進まないのですがいいのでしょうか?

 何はともあれ子供を自宅に軟禁して餓えさせてる児童虐待ワーカホリックなお母さんが頭に変な装置をつけて、宇宙のブラザー(通称、くじら意思)と交信。
 怪しい虹色電波に乗せて地球の近況を語るお母さん。
 ガンダムの有用性、強力さを執拗にアピールしていますが実体弾を無効化できるという良く良く考えると兵器としては有ってはならない性能を有しているPS装甲については半ば黙殺。
 おそらく侵略宇宙人に偽情報を流しておびき寄せるつもりなのでしょう。
 そしてついに明かされるSEEDの秘密……ところでSF考証と言葉遊びの区別をつけていないせいで「こういうのが欲しい→名前付ける→設定」と言う非常に同人臭い物づくりの姿勢が出てきているようです。

 着々と侵略宇宙人に対して防備を進めるお母さんはあほっぽい小娘三人を密かに開発していたM1アストレイに乗せて対抗しようとしますが非常にゆっくりした太極拳のような動き……
 そもそも満足に動かせるOSも無いうちからいきなりほぼ量産手前のガンダムを3機も製造するとは国民様の血税をなんだと思っているのでしょうか?

 ガンダムのOS開発に携わることでどんどん同胞殺しの深みに嵌っていく主人公。

 でもこのあほっぽいかしまし娘も2週で死ぬんでしょうねえ…… 


第26話:モーメント

 さて、今回は総集編という事ですが、案の定前回の総集編(14話)で敵味方双方の艦長がしっかり両陣営に都合のいいようにナレーションを入れてたというのが思い出されます。
 何故彼らは視聴者に対して説明してるときでもキャラクターになりきってるのでしょう?
 画像のキャプチャをしないと総集編では騙る事が少なくて困るのですが物語初期はフレイ嬢が一人で物語を引っ張っていたことをきちんと伝えないのは如何なものでしょうか?



 それはさておき敵の艦内で先週クーデターが発生した事にした訳ですが当然理由が有ります。
 先週の冒頭で行われた戦闘で敵側のガンダムは航空機の上に載って空中戦を行いました。

 ランチャーストライカーパックを装備したスカイグラスパーと。

 ガンダムノ足の下にいた戦闘機のパイロットは思いました。
「何で俺たちはこんな邪魔な物を積んでまで空中戦をしてるのだろう?」
 重量はかさむは重心は変なところに移動するは空気抵抗は無駄に増えるはで機動力大幅ダウンで被弾率も大幅にアップです。
「そんな事を言ったって実体弾を無効化できるPS装甲を登載したガンダムなら近接戦闘もOKだろう?」
 ガンダムパイロットはそう主張しました。
 しかし、いくらガンダムが無敵でも下の戦闘機はそうは行きません。
 弾を食らえば普通に撃墜されます、オマケに攻撃は上のガンダムに一任。
 バスターガンダムの下に居たパイロットなどは眼前に猛然と迫り来るランチャースカイグラスパーの機動性に翻弄され上にはなんか知らないけど生還する以外は何か目的が有るとは思えない変なのが……

「これさえなければもしかしたら互角に戦えるんじゃないか? なんでこいつ長距離砲撃戦闘用なのに敵艦に肉薄しようとするんだ? そもそも格闘戦もしないのに人型の意味あるのか? 大体ガンダム強奪なんていう殆ど準主役の扱いなのに物語の大筋に一切絡んでこないのはどういう事なのか? 弾が当たらないのは砲撃戦用機体として致命的違うのか? あろうことか縦に武器を連結しやがって朝日放送系列の朝700時枠に行きたいのかこの日焼けサロン野郎!!」

 あからさまに防御力に差の有る合体攻撃に積もり積もったストレスが暴発。
 ついにはガンダムパイロット4人を船外遺棄しました。

 勿論妄言ですが。

 そもそも無人機でガンダムから操作してるかも知れないし(笑)


第25話:平和の国へ

 のっけから敵のガンダムに襲われてる主人公たちの戦艦。
 恐らくは先週、主人公の幼馴染がゲリラの娘を捕らえたときにここでは書けない様なイケナイ方法を用いて発信機を体内に隠したのだと思われます。
 姑息な作戦が見事成功し主人公たちの戦艦を補足した敵のガンダムパイロットは地に足の着かないうわついた様子
 浮き足立ったガンダムの元凶である「グール」への攻撃を支持する副長、しかしオペレータの娘は「ドダイYS」だと思っていたために意味が通じずに一瞬連絡が途切れてしまいます。
 実はファースト世代だったオペレータの娘、年齢詐称疑惑が浮上しつつあります。
 敵の猛攻に痺れを切らせた主人公はついうっかりガンダムで空に舞い上がり、ジャンプしたとはとても言い張れそうに無い戦闘機顔負けの身軽さで敵を撃退。
 ガンダムは飛べないと言い張っていた艦長の面目は丸つぶれ、おまけに近隣の国へその姿をTV中継されてしまいました。
 よりにもよってその国はガンダムを開発した国、オーブ連合首長国。
 ガンダム最大の機密「実は飛行可能」を公衆の面前で暴露されてしまい渋い顔をするオーブ代表首長。
 適当に難癖を付けて戦艦に攻撃し追っ払うフリをしてこっそり回収してしまいます。
 実はゲリラの娘はオーブの代表首長の娘、早い話がお姫様だったようです。
 なにやらお付きらしいおばさんに襲われてひん剥かれた挙句、発信機をほじりだされるゲリラの娘……もといお姫様。



 その頃艦長達はオーブ側のガンダムと主人公の引渡し要求をのむかどうか議論中。
 何しろ挙動不審の怪しい国家のやることです。下手に主人公を突き出すとバラバラに分解して月の施設と融合させられかねません。
 折角艦長が銃で脅して攫ってきた戦力を手放すのが惜しいのか艦長は渋りますが、戦闘機乗りの兄さんは「泳いでアラスカまで」と脳みそまで筋肉で出来た体育会系の主張をします。
 ウンザリした副長は「先生に言いつけてやる」と棄て台詞を吐いて退散。
 何はともあれ、保身のためにオーブに売られてしまった主人公。



 その頃主人公の幼馴染達が乗る潜水艦では人知れずクーデターが発生。
 海中に投棄されてしまった哀れな敵のガンダムパイロット達はほうほうのていでオーブに泳ぎ着きました。
 ザフトを追い出された彼らは行くところが有りません。
 亡命するため戦闘機乗りの兄さんと共に泳いでアラスカまで向かうことに決めたのでした。


第24話:2人だけの戦争

何故か交戦空域のそばをのん気に飛んでいた主人公の幼馴染ですが、曲がり角でパンを加えて「遅刻、遅刻ー」などと叫んでいたゲリラの娘と出会い頭に衝突。
 口にくわえていたパンはマーガリンを塗った方から落ちて落ちてしまいます。
 ゲリラの娘は主人公の幼馴染の前でパンツ丸見え。



 ……今週はそんな頭の悪そうなお話です。

 いきなり出会ったばっかりのゲリラの娘を縛り上げて放置プレイを楽しむ幼馴染、流石にモーホの不能は趣味がマニアックです。
 
 一方、行方不明のゲリラの娘を探すのは面倒くさいのでMIA=モビルスーツインアクションのフィギュアで代用しよう等と言い出す副長。
 確かにこれ以上萌えキャラが増えると年齢的にボーダーラインな艦長と副長にとってはただ事では有りません。
 艦長は主人公に命じて海中で捜索を命じます。
 なんでも土座ェ門の語源というのは江戸時代の相撲取りの四股名だそうで色白でぶよぶよに太っていた姿からふやけた水死体の事を指すようになったそうです。



 丁度同じ頃、敵側では主人公の幼馴染が指揮する部隊に隊長の捜索を命じられてしまいます。
 恐らく部隊の初任務としてはこれ以上無いくらい屈辱的な仕事ですがなんか異様なやる気を見せる傷男。
 幼馴染のことが嫌いなら「死んだ」という事にして手抜きでも良さそうな物ですが探し出してさらし者で勘弁してくれるとは結構いい奴です。
 多分。


 当の遭難者2人組はというと普通の放置プレイに飽きて尺取虫プレイ→水責めのコンボを楽しんでいます。
 新たな快感を模索するゲリラの娘ですが艦長と副長が危惧したとおりありとあらゆる萌えを披露して差をつけられてしまいます。
 お嬢様にいたっては先週のバレルロールで散乱した私物をかき集めてるだけ、スタッフの愛情の差を如実に感じさせられる扱いの差です。

 軍人の癖に見張りもせずにさっさと寝ちゃう情けない幼馴染。
 しかし、その隙を逃すゲリラの娘では有りません。
 眠る幼馴染の腰に手を伸ばすゲリラの娘、狙いは勿論股間の黒くて堅くて大きなブツです。
 
 気付いた幼馴染に奪った銃を突きつけるゲリラの娘。
 しかし、ここで幼馴染を殺害してしまってはここまで積み上げてきた萌えが台無しです。
 銃を投げ捨てるゲリラの娘と暴発した銃から娘を庇う幼馴染。

オープンボルトの銃を投げるとは何事だと怒鳴る幼馴染ですがこのオープンボルトの銃についてこの手の知識の豊富な人に聞いてみたところ。

「弾が乗っかってボルトが開いた状態で、射撃準備、トリガーを引くと、ボルトがバネで前に動く動作をして、ボルトが閉塞、同時に弾丸をチャンバーに送りこんで、そのいきおいのまま、ハンマーがプライマリーをぶったったく。で、弾の反動でボルトがばねを押しつつ、後退。ってのでワンサイクルって。フルオートが前提の方式で、拳銃には「具合が悪すぎて使えない」方式トリガーを引いてから、実際に弾丸が発射されるまで、一呼吸あるのが最大の原因だし。命中精度は悪いし。威力も射程も激減するから…ハンドガンで採用ってのが、おかしいもん」

「拳銃でなくって小型のサブマシンガンって最初の設定だったのですが話しの都合上、フルオートで全弾発射しちゃまずいので拳銃にしちゃっただけ」
というのが真相の模様です。
 良く見ると弾倉が偶然抜け落ちてますがフルオートだと幼馴染は蜂の巣ですしねえ(笑)
 ところでここまで頑張って暴発する可能性をひねり出しても前述した通りトリガーを引かない限り薬室に弾が装填されません。
 当然引き金には激鉄を落として弾丸を発射するという事のほかに薬室送り込むという別の役割があるため普通の拳銃と違って引き金も大変重く、銃の作動方式の中でもかなり暴発し難い物らしいです。

 なにはともあれちゃっかりお互いを本命がこけたときのキープにとって救出されます。
 今週ゲリラの娘がこれだけお客に媚びたという事は今度から女性陣にいぢめられることでしょう。


第23話:
運命の出会い

 当然の様に今週も例のお嬢様は仕事をしません。
 そればかりか一人だけ船酔いになって足を引っ張る始末。
 なんか彼女の場合、主人公に甘えてフツーに可愛いだけでも腹立たしいのは気のせいでしょうか?

 

 銃口を前に向けたまま基地内を闊歩する行儀のMSがいるザフト基地では地球に降下してきた主人公の幼馴染が。
 なんとなく降下地点の風速が27mくらいあった様な気がしますが制空圏内に下りるのに無茶しすぎでは無いでしょうか?
 もしかすると幼馴染の父上のパトリック・ザラに反発を持っていた輸送船の艦長が微妙にヤバイ場所を選んだのかも知れません。
 降り立った基地には先々週流砂に飲み込まれて死んだ傷男と腰巾着のクローンが待っていました。
 第三世代以降のコーディネイターはみんな同性愛者なのでその対策のクローン技術が実用段階にまで進歩しているのでしょう、傷男については顔の傷までリアルに再現されてます。

 シリコンで性根の曲がり具合まで正確に型取りされたレジンキャストの傷男は主人公の追撃を申し出ますが部隊の隊長を横取りされて露骨に顔を歪めます。
 



 レジンキャスト傷男が顔の歪みを熱湯に漬けられて修正されているころ、主人公のところには先週のヒゲが再度来襲。
 水中ではビーム兵器が使えないからと先週はバズーカ、今週は対艦刀を装備して水中戦に挑むガンダムに対して景気良く水中でビームを撃つザフトの水中用MS。
 一体主人公が何を気にしてビーム兵器を使わないのか謎ですがそもそもこの宇宙戦闘用ガンダムはどうやって水中で移動してるのでしょうか?
 もしかしてスクリューですか? 宇宙用なのにスクリュー装備してますか?



 一方主人公たちの戦艦では律儀に水面から顔を出して攻撃してくる水中用MS相手に大苦戦。
 脳内で変な種でもはじけたのか艦長は200メートルはあろうかという戦艦をバレルロール。
 
 狂った艦長に支配された戦艦は恐ろしい推力を持つ姿勢制御用アポジモーターで超高速横転。
 この暴挙に艦長が取った対ショック体制は二点式シートベルトです。
 砕け散るクルーの骨盤。
 艦橋は吐き出された吐き出された内蔵と血の海でドロドロですがなんとか背面飛行で主砲の射線をとって水面に姿を現していた水中用MSを見事撃破した後、猛スピードで元の姿勢に。
 艦体がばらばらに砕け散りそうなデタラメな速度での横転の最中でもお嬢様は柱にしがみついて耐え切りました。
 彼女の腕はコーディネイターも真っ青の建設重機並の出力があるようです。



 その頃、敵艦を沈めに向かった戦闘機乗りの兄さんとゲリラの娘ですが日に日に粗雑になる兄さんのぞんざいなフォローで撤退しますが、ナビゲーションが破壊された戦闘機で迷子になります。
 そこに待ち構えたように現れたのは主人公の幼馴染が乗った輸送機。
 なんとなくこのアニメの偶然ばったり率というのは視聴者を馬鹿にしてる気がしないでも有りませんが交戦の末、双方とも無人島に不時着。

 この間違いを犯して下さいと言わんばかりのロケーションで健康な若い男女に一体何をしろというのでしょうか?
 男の方はモーホの疑いも棄てきれませんが。


第22話:
太平洋を血紅に染まる海

 いい加減仕事しろやフレイ。



 そんな声が何処かから聞こえてきそうな気がしますが悪の偽声優を退治してまったりモードの平和な戦艦の中で一人だけ日陰者のミジメ君。
 皆が陽光降り注ぐ甲板でくつろいでいるときも暗い物陰で一人お仕事。
 いっぽう、その頃主人公は日光に当たったせいで脳内の謎な種が膨張して破裂。
 フェロモンを分泌して両手に花状態を満喫しています。

 そのころ、ゲリラの親玉は艦長たちとビビアン駆逐を祝って祝杯。
 日に日に艦長から人気を吸い取りつつある副長はここでもわざとらしく萌えを披露。
 さりげないのが彼女の魅力だと思いますが。なんとなく勘違いされているようです。

 しかし、そんな平和なドロドロの愛憎劇も長くは続かず仮面の兄さんに挑発されたザフトの髭が主人公たちにちょっかいを掛けに来ました。
 可哀想な髭
 髭の率いる飛行型のMSと水中型モビルスーツに襲撃される主人公たちの戦艦。

 困ったときには取りあえず主人公に頼る艦長は飛行も出来なければ泳げないガンダムで放り出します。
 銃で脅して連れてきたくらいなので遠慮のカケラも御座いません。

 何故か攻撃するときは律儀に海上に姿を晒す水中用MSを倒すため、海中に飛び込むガンダム。
 圧倒的な機動力でガンダムを翻弄する水中用MS。
 しかし、どういうわけかMSの動きよりはるかにスピードが出ないといけないはずのミサイルは威嚇のためかガンダムに当てずにわざわざ機体そのものの機動力を生かして体当たりを……何やら相当に義理堅いようですこの水中用MS。
 そんなこんなでタックルを続けているうちにすれ違いザマぶっすり刺されて撃墜される水中用モビルスーツ。
 何故かライトも使わず有視界で見える程度の深度で圧懐してしまいます……どこまで義理堅ければ気が済むのでしょうか?
 サービス精神の旺盛な水中用MSは僚機がわざわざ接近戦を挑んで果てただけでは飽き足らず上空で撃墜された飛行型MSの武器をガンダムが有視界で拾っているのを待ちながら特攻。
 引き金を引くのを躊躇っている主人公を叱咤激励するかのごとく撃墜の恐怖に絶えて攻撃をせずにじっと我慢して撃ち殺されました。

 やはり同胞を撃ち殺すことに躊躇いがあればそのくらいは当然でしょう。

 口だけなら何とでもいえますからね。


第21話:砂塵の果て

 ザフトのモミアゲの元に増援を乗せて輸送機がやってきました。
 増援はそろそろ忘れられていた敵のガンダムパイロット二人。
 プラモでもあける様な凄まじいスピードで開く高さ20メートル以上はあろうかという輸送機のハッチ。
 ザフト脅威のメカニズムはこんなところにもさりげなく採用されています。
 なんとなくこの開閉機構をMSに転用すれば近接戦闘でそら恐ろしい破壊力を実現できそうですがアニメでは大抵この類の超出力は攻撃に利用されることは有りません。
 
 一方ゲリラはいよいよ最終決戦に向けて全ての武器弾薬を戦線に投入します。
 ゲリラの娘は死んでしまった少年がプレゼントしようとしていたという宝石を彼の母親から手渡されます。
 先週、先々週と彼女が死を悼んでるシーンが有ったかどうかは記憶に無いですが決意を固めるゲリラの娘。
 その頃、主人公は戦闘機乗りの兄さんに精神的ないぢめを受けて胃に穴が開きそうです。
 やはりストライカーパックを運送する主人公のパシリにされた事に不満を抱いているのかも知れません。



 そしていぢめられた憂さを晴らすかのように敵を屠る主人公。
 ザフトのモミアゲは恥ずかしい虎ジマのパイロットスーツで出撃。
 増援でやってきた2人は何をしにきたのか戦艦の上に配置されています。
 指揮官が出払った戦艦は案の定撃沈、しかも相手はこれが戦闘機に乗って初出撃のド素人です。
 落ちた戦艦を見限って主人公の撃墜に向かう二人のガンダムパイロットですが砂漠行動用のプラグラムを貰っていないために埋まってしまいます。
 仕方なく2人で砂場遊びを楽しんで見ますが流砂に飲み込まれて消失。
 一体何しに出てきたのでしょうか?

 そのころモミアゲと交戦中の主人公ですが、何時までたっても負けを認めないせいで燃料切れ。
 モミアゲのほうもビビアンの不慣れな日本語に犬ロボのコンピュータの処理速度が付いていけなくなり爆発。
 双方、絶体絶命のピンチですが主人公は戦闘機乗りの兄さんにストライカーパックを渡してもらうのが怖くなり、フェイズシフトの使えなくなった素のストライクガンダムで突撃。
 なんだか最近止めを刺すときは自動的に発動する安直モードでビビアンを抹殺、ヘボい演技で視聴率が低下するのを防ぎました。



 残された主人公は天に向かって吼えます。
「ボクは誰も殺したく無いんだぁー!」
 いや、今更んな事言われても……

 居ますよね「ゴメンなさい」っていえば次もやっていいもんだと思ってる人。 


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