第13話:よみがえる翼 |
先週生まれて初めてで生涯最期の大活躍をし、珍しくクルーの賞賛を浴びていたにもかかわらず、さりげなく艦長とと副長が 「なぜ議長が彼をインパルスのパイロットに選んだのか解る気がするわ」 「そうですね、議長はDNA解析の専門家ですし」 さりげなくシン・アスカの努力を完全否定! コーディネイターの才能は親の財力だと言い切りました。 相変わらず皆(製作スタッフ)に愛されてません。 ちなみに彼の出番これだけ。 やはり宴会部長扱いのようです。 そのころ海に落ちてカニに食われたはずのカガリは連合との同盟締結に際して悩んでいました。 そこに現れる紫モミアゲ。 どんどんと進むカガリと紫モミアゲの縁談。 どう考えても婚姻を破棄できない理由は無いと思うんですがカガリの脳みそは元から存在しないので反論が浮かびません。 紫モミアゲは一応「国も責任も放り出して出て行くのか? アスハの名を持ちながら」と恫喝。 このユウナ(紫モミアゲ)の台詞しっかりと皆さんは覚えておきましょう。 一方、そのころ虎のおっさんは得体の知れない黒い汁をマリューに飲ませています。 SEEDの世界でははっきりと明言されない限りスタッフの都合で何度でも 偉そうに18歳の女の子にこの情勢での政治は難しすぎると擁護する虎。 悲惨なのはそれに国の命運託さなきゃならない国民だと思いますが。 国の舵取りをするカガリは18歳の女の子なのに重責負わされて可哀想とかそういうレベルの問題では無いと思います。 また、ラクスとキラの母親はユニウスセブンの落下で高波を被ったオーブの海辺に建っている家で潮漬けトマトを採っていました。 いたいけな子供に潮まみれのしなびたトマトを食わせる腹積もりのようです。 夜、武装した謎の一団がキラ達の家を襲撃。 ゾロゾロと明らかに統率の取れてない動きで姿勢を低くして多少なりとも見つかりにくくしようとか足音を立てないように動こうとかまるで考えていません。 あっというまにハロに察知されてしまう暗殺者。 そして虎のおっさんが暗殺者の一人を撃ち殺します。 銃撃が始まった後で服を着替えてから避難するラクスと孤児。 おもいっきり窓から姿をさらして歩くキラ、窓の横を通り過ぎる暗殺者。 ベストの懐にグレネード挿しているのにドアから普通に踊りこむ暗殺者。 遮蔽物に身を隠すとかそういう卑怯な振る舞いは彼らの脳内に存在しないらしく廊下のド真ん中で堂々としたニーリング姿勢で射撃、そのまま走りこんできたせいで蹴り飛ばされた挙句撃ち殺されました。 虎のおっさんは物陰に隠れていた暗殺者がナイフを突き立てます。 撃たれました。 義手の中に仕込んでいた大口径銃で。 換気ダクトの中を這い回り、ついにターゲトのラクスをスコープに捕らえた暗殺者は・・・中々撃ちません。 おまけにダクトからニュッっとサイレンサーが突き出てます。 案の定キラに阻まれて的を外します。 まにゅう「こぉでぃねいたぁだわ」 とら「ああしかもしろうとじゃないちゃんとせんとうくんれんをうけてるれんちゅうだ」 ……3隻同盟の奴らはみんな大嘘吐きです。 とら「それがかのじょをねらってくるとわなあ」 きら「でもなんでらくすを」 狙われる心当たりが無いそうです。 さて、困ったことに戦闘訓練はおろかまともに声優さんの訓練も受けてない棒読み口調暗殺者。 どうやらSEEDのラジオ番組を流してる放送局のアナウンサーさんらしいのですが・・・顔が雑魚っぽい上に目の下に隈を作ったやる気の無いキャラデザイン。 死相が出てるというのはこういう顔のことを言うのでしょう。 らくす「ねらわれたのわわたくしなのですね」 まだ言うか貴様ら。 しびれを切らした暗殺者はシェルターに逃げ込んだラクス達をMSで攻撃。 ラクスはいかにもキラと戦ってほしくなさそうな態度でハロの口から鍵を二つ出しました。 その鍵を同時に回して開けるキラと虎……こういうものって保安上必ず別々の場所に保管するべきものなのですが、誰かの一存で鍵開けられないようにするために二つ有る鍵をラクス一人が所持してます。 そもそもキラに戦ってほしくなさそうな顔をしてますが、キラにあれを与えたのは他ならぬ彼女本人。 開く、扉。 中から出てきたのは勿論フリーダムガンダム。 そう、二年前、キラやラクスが国家転覆同然に強奪した(そしてクルーゼの死後彼に罪をなすりつけた)アレです。 ちなみにユニウス条約違反の核分裂エンジンを搭載しておりますが……ま、襲われる心当たりが無いとあくまで当人達が言い張るのなら無いのでしょう。 人喰い熊だってきっと自覚は無いと思います。 私的には「襲われない理由」の方が見つかりませんが。 フリーダムの登場に棒読みで驚く暗殺者。 何はともあれ、凄まじい機動で次々と動かない敵をやっつけるかっこいいせいぎのしゅじんこう。 暗殺者はMSを完膚なきまでバラバラにされてしまいました。 このままラクスに捕らえられれば人類史上類を見ないような陰湿で極悪な地獄の拷問が待っているのは間違いありません。 死よりも辛い責め苦に怯える暗殺者は自爆装置を作動させ、爆裂四散して果てます。 相変わらず殺すのは嫌でも自分の目の前で人が死ぬことには全くなんの痛痒も感じないキラ。 相変わらず人間味の無い冷酷な野郎で何よりですね。 |
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