第2話:戦いを呼ぶもの
 前回のあらすじ
整備兵「カオス、ガイア、アビス!?」

 敵役のガンダム、どれがカオスでどれがガイアでどれがオルテガじゃ無いのやら……



 そんなこんなで始まりました第2話。
 さっそく種主人公に相応しい人間のクズっぷりを披露してくれました、シン・アスカ。
 先週、ご家族がキラの攻撃でお亡くなりになったので軍人になったはずですが今週になったらもう忘れちゃった様です。
 変形の時にはミサイルポッドやらシルエットフライヤーの先っちょを気軽に投棄。
 せっかくソードを使ってますが割と気軽にビームライフルをバカスカ撃ちまくってる事に対しては頓着しない様子です。
 きっと、プラントのエマージェンシーシャッターは物凄く優秀なのでしょう。
 オーブの国家元首をなんだか斬新なデザインの機体(本編に名称出ず)に乗せて護衛中のアスランはピンチに陥ったシンを助けるため体当たり、それが元でカガリさんは頭を大怪我してしまいました。
 そう言えば体当たりのときTV画面から斬新な機体のコックピットが隠れていましたが……

 姫様ブーメランと命名。

 後で「すまなかった、つい・・・」などと謝ってる所を見るとハッチを開けて敵に投げつけたのは間違いないでしょう。
 アスランはアホなカガリも頭を打てば少しはお利口さんになると思ったのでしょう。
 彼の苦労が偲ばれます。

 被害を受けた地域では負傷者の救助を行っていますがそのとき聞こえる「パパァ」という悲痛な少女の声……
 やはり民間人の被害が出るような場所で平然と戦闘してたようです。
 
 ガンダム強奪部隊と主人公たちが一生懸命プラント破壊に勤しんでいる頃、プラントの外では変な角の仮面の兄さん登場。
この人、フラガの兄さんじゃ無いとか言い訳できそうに無いくらいムウ・ラ・フラガなので以後、この仮面の事はごく普通に『フラガ』と呼びます。
 仮に後で「実はフラガではなくクルーゼでしたぁー」ということになったとしても、もうムウ・ラ・フラガで決定。

 いつまでもインパルスに攻撃を続けるステラさん、きっと乳を揉まれた犯人が目の前の奴だと本能的に察したのでしょう。
 ちょっと意固地になってます。
 そこへシン・マツナガ専用みたいな斬新なデザインの機体とジョニー・ライデン専用みたいな斬新なデザインの機体がインパルスの援護に。
 
 連合の強奪部隊もいつまでも戦っているわけには行きません、さっさと機体を持って帰らないと変なナマハゲ(※注:ムウ・ラ・フラガ)に「悪い子は居ねがぁー、言うこと聞かね子は居ねがー」と脅されます。
 しかし、ステラさんは言うことを聞かず戦い続けてます。
 そこで仲間の一人、アウル君が「じゃあお前はここで死ねよ」と脅かすと突如パニックに、なぜか義理堅く乗ってるMSまで棒立ちになってしまいます。
 取り乱した隙にインパルスは装備を換装、またなんかプラント内にソードシルエット捨てたような気がしますが、誰かの妹とか下で挟まってないかとても心配です。

 そうこうしてるうちにプラントの内壁に大穴が…えらく頑丈な内壁ですが開いちゃったものは仕方がありません。
 吸い出される空気、緊急事態です。
 逃げ出す3機のガンダム、しかしこの穴を早急に塞いでしまわないとアーモリーワンの住人が……

 無視!!!

 漢です!
 ザフト軍人の誰一人として事の重大さに気づいていません!
 家族を戦乱のさなかで亡くしたシンですらプラントから漏れ出る大気を意に介さず敵機を追撃!!
 すっくと立ち上がる戦艦ミネルバの艦長タリア。
「インパルスまで失うわけには行きませんミネルバ発進します」
 プラント評議会議長、つまりはザフトの最高権力者のギルバートは応えます。
「たのむ、タリア」
 あー、そうですかあなた方には宇宙生活者の礎がどうなろうとお構いなしですか。
 事実上、緊急事態のプラントを放置して逃げ出す事になってるミネルバ。
 どんな理由をつけたところで結果的に誰一人穴を補修しようとは言いませんでした。
 これぞ、SEED。メインキャラ以外の命はゴミ同然!!

 うっかりミネルバに入っちゃったカガリとアスラン、せっかくアスランが偽名を使ったのにカガリはすぐにばらしてしまいました……
 多分、この調子だとまたアスランは姫様ブーメランを使っちゃうでしょう。

 逃げ出した3機のガンダムを追撃するミネルバ。

シン「カオスもガイアもアビスもっ!」

 シンよ……お前もかい?

結局2週かけてもどの機体がなんて名前かさっぱり解りませんでした。



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