フルメタル・パニック
THE Second Raid
公式HP


「#1:終わる日々」
のっけからヘリで強襲するミスリル。
前作のオリジナルストーリーだった「故郷に舞う風」の事はスッパリ忘れてくださいと言うとでしょうか?
 そりゃまあ、ミスリルという組織の性質上、冷静に考えたらノコノコ陸地を行軍するはずなんぞ無いのですが・・・偵察衛星も自前で持ってるみたいですしね。
 
 ま、それはともかく毎度のごとく鬼のようなスピードで開く70mの飛行甲板の上部ゲート。
 この手のアニメじゃあお約束といえばお約束なんでしょうが、この勢いで開いたらTDDは真っ二つに千切れるような気もします。

前作では綺麗さっぱり無かった事にされていた武器供与を行ってる黒幕もようやく暗躍しはじめました。
 いや、もう通常の5倍サイズのASを未成年のテロリスト共がどんないかがわしい手段で入手したのか完全にスルーされましたのでこれで安心。

 つまりミスリル以外は使っていない不可視モードのECSのヘリに対してECCSでミサイルが当てられる。
 10年先を行くミスリルの装備に対抗できる装備を敵側が配備してるって事ですね。


「#2:水面下の状況」
 待ちに待ったあのお方がついにフルメタのアニメに!
 その物の名はヤン・ジョンギュ伍長ついに登場!!



 ……存在するヤンになど、存在意義が有るとも思えませんがね(ぺっ)
 
 今回は先週のシリアスパートから学園での宗介のドタバタ喜劇がメインになっているようで、いきなり高校中の電子機器が焼きつくような恐ろしい出力マイクロ派を放出するレーダーを設置、私の地元に有る空自レーダー基地のアンテナ周辺など大雪が降っても周囲は雪が無いので融雪剤でも撒いてるのかと思いきや、マイクロ派のせいで周辺の雪が全部溶けちゃってるそうです。
 空自といえばガスマスクが全員に支給されてないそうで演習で催涙ガスを投げ込まれるともだえ苦しむだけで何も出来ないと言う悲惨な自体になっちゃうそーです。
 ちなみに日本の領空内というのは主に日本海側からほぼ5分おきぐらいで所属不明機が領空侵犯する(当然そのたびに各所の基地からスクランブル出動)そうで、勤務時間中ずーっと目をそらさずレーダー見てなきゃなんないレーダー管制官の中には精神を病んでしまう人も居るとか……どうなってんだよこの国の国防は?

 何はともあれ高出力のレーダーを設置した宗介が精神を病まないか心配です。




 精神を病んでるといえば、今回の悪役ゲイツ大佐(?)……(原作のミスタKaにあたる人かな?)が素晴らしいキチ○イっぷりで思わず信者になってしまいまいそうです。
 SEED某有名アニメシリーズの悪役のように「ただ単に主人公の手前勝手な正義の証明のために潰されるだけ」みたいなクソ地味な悪役は観てて楽しくありません。
 悪の華であるこそ燃えるんですよ。

 ちなみに最近アナキン(ダースベイダー・ベイダー)仕様のライトセイバーとベイダーのボイスチェンジャー付きヘルメット買いました。
 どうでも良いことなんですけどね。

 そういえば以前のアニメ版ではグロック26を使っていた宗介ですが、今回からは小説版に合わせてグロックの19に変わったような・・・


「#3:迷宮と竜」
 ところで原作のブルーノが作戦本部の人事担当から情報部になってましたな。
 あの故郷に舞う風で情報部の横槍で実行されたガウルン暗殺のいい加減さ(何しろ作戦の事前打ち合わせも無く輸送機の前でメンバーの初顔合わせ)情報部の嫌がらせなんじゃないかと思ったら、こりゃ相当数、敵性組織のスパイが情報部に潜り込んでるなー。
 さりげに永井版の「いきなりフルメタル・パニック!」のかなめはZ級作品ヲタクという設定が取り入れられたりってかアメイジング蜘蛛同心ってなんだよヲイ。


 それはともかくこの反日感情高まるご時世で堂々と中国の南北分断をやってのけたのは流石R−15指定。
 厳しい現実(に曝される製作スタッフ)から目をそむけるつもりは無いようですな。
 どこかのヨップ・フォン・アラファスいえ、今俺の脳内に怪しい電波が入り込んだようですが流石は特殊部隊、エントリーの手順を着実にこなし「最小限の危険で任務を完遂しよう」とありとあらゆる手段を用いて危機回避を行います……種デスじゃ特殊部隊が廊下の真ん中でひざ立ちして銃撃ってますが。
 何はともあれ和平会談の代表団を拉致したのはゲーハーの策略。
 今ひとつ何をたくらんでるか解らない(正直キ○○イの考えなど知りたくない)のですが怪しいブルーノ君のお茶目なイタズラで宗介達は大ピンチに……思うにミスリルじゃ面接はやってないのでしょうか?
 どう見たって裏切り者ってツラの奴に機密度の高い任務任せるの大変でしょうに。
 傭兵ってのは所詮ゴロツキ、怪しい人間でも能力さえあれば雇っちゃうんでしょうねえ。
 


「#4:デイライト」
動くなよ弾が外れるから俺がハマーだ!)ネタが挿入されてたり」
相変わらずいい味出てますゲーハー大佐。

クレタ島の人は嘘吐きしか居ない、とクレタ人が言った」
クレタ人が嘘吐きなら、そのクレタ人が言ったことは嘘なのでクレタ人は全員正直者という事になる。で、あるならクレタ人の言う「クレタ島の人には嘘吐きしか居ない」という発言が成り立たない矛盾。

 それはともかく指揮系統を抑えられたテッサはブリーフィング時の茶々を全員が覚えていてそのジョークを皆が知っていると判断。
 結構無茶ですがお互いの信頼関係の深さと、いい加減に聞いてるようで全員一言も漏らさず内容を聞いているというのがプロフェッショナルらしくてかっこいいです。
 管制機能を破棄して図面に定規とペンで戦況を書き込むテッサ。
 すかさず指示を逆(嘘)にして各機に指示。
 プロフェッショナルならばどんな状況でも即座に対応できる、それも指揮官から前線の兵士まで全員が足並みを揃える。
 最近、こういうプロの兵士が出てくるアニメが少なくて寂しいですね

 それはともかく、クルツのAIはアニメの声優の声をサンプリングしてるという設定だそうですがCV田村ゆかりだそうです、ちょっと渋い通好みなチョイスですね。



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