2002年11月1日 「諸君!女性の尊称は“マム”だ」 |
今回は前回までのシリアスな内容からうってかわっていつものノリないきなり! フルメタル・パニック! 先月号で宗介が香港で購入した 幼児を悩殺、若いツバメを踊り喰いにしようとしますが未だ性欲に目覚める前のお子様たち相手には通用しなかっただけでなくあまつさえついこの間までこの世に存在すらしていなかった矮小なチビガキにお義理で笑いかけて貰うかなめちゃん。 辛いとき、悲しいときというのは人の情けが身に凍みます。 やりきれない想いを募らせるかなめ、そんな時有りがたいのは友達の暖かい一言。 幼い頃から数多の戦場を渡り歩き、生と死の狭間を潜り抜けてきた、現代の日本の社会常識などカケラも持ち合わせていない輩とはいえ、その暖かい心遣いが胸を焦がします。 そんな明らかに自分より格下だと思っていた虫ケラ共に かなめちゃんが10歳以上年下の子供たちにまるで腫れ物に触るかのような気遣いを受けているのに対し何故か人気者の宗介。 宗介は無邪気な子供たちの笑顔を見て思わず不遇の少年時代を思い出してしまいます。 てっきり幼児を誘拐してテロリストを教育する施設だと思い込んだ宗介。 無理も有りません、何しろ保育士さんは神楽坂先生にクリソツ、日頃から平和な日常社会への適応を強要されている宗介が保育所を邪悪な思想洗脳を施すテロリストの訓練キャンプだと勘違いしたからと言って責められる謂れがあるでしょうか? かなめは宗介に人気で負けたのが悔しかったらしく、懐柔策として紙人形劇を披露しますがあまりにも稚拙な神秘的な画力で製作したのが災いし全てヤン伍長の絵が描いてあると判断されてしまいます。 容赦なくシカトされる せっかくかなめちゃんは突如現れるミステリーサークルやキャトルミューテレーション等の怪事件。 巨大毒クモとの大決戦など燃えるシチュエーションを用意していますが如何せんヤン伍長なので幼児たちの網膜には写りません。 そんなわびしいかなめちゃんの一人芝居そっちのけでG.I.ジョーを使って厳しい軍隊の現実を良い子達に教育する宗介。 しかし、日頃の不満が無意識下で爆発したのか悲惨な戦場の中で 宗介の悪辣なる企みは功を相し、幼児たちは曹長を怪しい魔法やイケナイ薬で凄い事にしてしまおうと奮闘します。 良い子達の人気を独り占めしてしまう宗介に本気の殺意を覚えたかなめちゃんは しかし、抹殺に失敗したばかりか総スカンをくらってしまい泣いて逃げ出してしまいます。 宗介はかなめちゃんが野生化して町の人々を襲っては大変と幼児たちを武装させて追撃隊を結成。 周囲一面に地雷を埋設してかなめちゃんを仕留めようとしますが凶暴化したかなめちゃんは武装した幼児を拉致。 脅迫して宗介を罠にはめようとします。 かなめちゃんを捕らえて口では言えないアーンナコトやソーンナコトをしようと探していた宗介ですが目の前にわざとらしく置かれた「特選野戦食11月号」を発見、ゲットするためトラップの有無を調べますがそれこそがかなめちゃんの卑劣な罠。 背後から忍び寄ったかなめちゃんの渾身の蹴りが炸裂! 宗介はまるで落とし穴にでも落とされたように地面に埋没してしまいます。 げに恐るべきかなかなめちゃんの脚力! 例えM9に蹴られたところでここまではめり込まないでしょう。 手ひどい仕打ちを受けたにも関わらず生き残るためなりふり構わぬ幼児たちの姿に宗介は感激、良くやったとその判断力と功績を称えます。 感極まって宗介に抱きつく幼児たち美しい光景です。 翌日。 爆発の余波で前日何が起こったのかをしらない保育士のおねいさんの元に規則正しい更新でやってくる幼児たち 「「「グッモーニン・サー!!」」」 ……どうやら保育士の富士見坂由里先生はおかまだったようです。 |
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