アヴェスター連合国(地名:国)


略称     …… 阿国
首都     …… デーンカルド
気候     …… 温帯型気候
首都標高   …… 1275m
現国王    …… アルセーヌ三世
隣接国    …… 北:ザハーグ帝国  南:エイブルブ共和国  西:アインディア王国


 アヴェスター大陸南部のラムサール王国、北部のジャスク公国、東部のウルミエ候国、西部のビルジャンド自治区、そして中央のデーンカルド帝国、合計5つの国が連合して出来た連合国。
 形式上は四方の国が中央のデーンカルドに従う形になっているが、実際のところは各国が軍事同盟を結んでいる状態である。とはいえ各国ともに治安・経済ともに安定しており、軍を動かしてまで他所を侵略しようという動きは今のところ見られない。その代わりに間諜は頻繁に動いており、阿国は別名『策謀の国』と呼ばれている。
 四方を海で囲まれているため海軍力が極めて高く、造船技術や航海術も世界最高峰のレベルにある。ジャスク候国海軍の旗艦である超大型艦『アーリア』は造船技術の最高峰とも呼ばれており、通常軍艦の倍近い威容を誇っている。
 なお、デーンカルド・ジャスク・ウルミエとラムサール・ビルジャンドは昔、よく小競り合いを繰り返していた。しかし50年ほど前に北の軍事国家ザハーグによる武力侵攻を受け、ジャスクの大半が占領されるという事態が発生。事態を重く見た各国は軍事同盟を締結し、激戦の末にザハーグ軍をアヴェスター大陸から押し返すことに成功した。
 今の阿国の基礎はその軍事同盟であり、今も首都デーンカルドの王城クワルナフには、水晶の箱の中に納められた同盟の契約書が安置されている。



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